実はプレイステーションの生みの親、久夛良木健が任天堂へ出入りしはじめたのはファミコン時代、ディスクシステムの頃。その頃からソニーのフロッピーディスクを使ってくれと営業に来ていた。 その時から久夛良木は「家庭に置く高性能コンピュータ」という夢を持っていた。そのため一番近いのはファミコンがバカ売れしている任天堂と手を組むのが一番だと思っていた。 フロッピーディスクはディスクシステムのクイックディスクよりも高性能・大容量ではあったがコスト面にて折り合いがつかず採用には至らず。しかしそこから久夛良木と任天堂との付き合いが始まる。 その縁がもととなりソニー製音源チップを次世代機スーパーファミコンに搭載することになった。開発用ワークステーションNEWSもソニー製だ。この時点ではがっちり手を組んでいる。 そしてCD-ROMオプションの話が出てきて、その後キャンセルとなるのだが、実は証言をたどると意外に久