兵庫県尼崎市は、新型コロナウイルスに感染し自宅で入院を待ちながら治療を続けていた80代の男性が亡くなったと発表しました。 尼崎市によりますと、男性は4月半ばに感染が確認され基礎疾患があったものの当初は発熱だけで症状は軽く自宅で入院を待っていたということです。 ところが4月23日になって症状が急速に悪化し、医師が自宅で酸素投与を行うなどの治療を続けてきましたが、29日までに亡くなったということです。 尼崎市では自宅で待機している間に亡くなる患者が相次いでいます。 尼崎市の担当者は「病床がひっ迫していて自宅で入院を待つケースが増えている。医師の往診を増やすなどして対策強化に努めたい」と話しています。 兵庫県明石市でも また、兵庫県明石市は30日、新型コロナウイルスに感染し宿泊療養先の調整のために自宅で待機していた70代の男性が死亡したと発表しました。 明石市によりますと、男性は4月20日に感染