千羽鶴が嫌いだ。自分が折れないからじゃないぞ! とは声を大にして言いたいところだが、ええ、あなたたちが千羽鶴が好きで好きで好きで好きで仕方がないのは知ってる。2歳で被爆した佐々木禎子ちゃんが小学校の時に発病して、「折り鶴を1000羽折ったら完治するかも」と呪術的な意味合いを込めて鶴を折り続けた末に12歳で死んだ話も知ってる。その平和への祈りを後生に伝えるためにいわゆる「原爆の子の像」を建立した話だって知ってます。原爆症が治りたい、という祈りのはずが平和と原爆のない世界にしたい、という祈りにいつの間にか置き換わってることはあえて突っ込まないし、祈りはいいとして何に祈っていたのか教えてください、とも言わない。しかしだ。とりあえずこの画像を見てもらいたい。 次にこの画像。 前者は広島の折り鶴の山、後者は所沢の産廃工場のゴミの山である。何が言いたいかというと、どんな崇高な目的で折られたものだろ