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ブックマーク / mubou.seesaa.net (4)

  • 我々はムスカさんを再評価するべきなのではないか。: 不倒城

    このツイートを見て感銘を受けた。でもね、ムスカは頑張ったんだよ。自らの出自に気づき、必死にラピュタ語を勉強して、軍隊で出世してあの若さで大佐になって、頑張ったんだよ。それが、パズー1人に全部パア! 確かにそうだ。 思うに我々には、ムスカさんに対するリスペクトとか思いやりといったものが足りないのではないだろうか。 Webでは、ムスカさんをネタにすることこそあれ、軍人として、マネージャーとしてのムスカさんをきちんと評価しましょう、という動きは残念ながら主流とはいえない。 しかし、ムスカさんが「やられっぷりがいいだけの単なる悪役」ではないことは、ラピュタ編を見ていれば明らかではないか。彼はただの目が目が星人ではないのだ。彼なりにいろいろな努力をして、いろいろな能力を身に着けて、劇中あのような活躍が出来るに至ったのだ。我々はムスカさんのヤバさをもっと知るべきだと思います。 そこで、エントリーで

  • 「分かりやすい悪役がいる話には一見で飛びつかない」ルールを皆様導入するべき: 不倒城

    タイトルで完結しているのだが。 以下のようなまとめを見た。 東電社長の退職金が5億円というデマを流したら、でかいブーメランが来たでござる。 「原発被害者のことを全く省みず、自己の保身のみに注力する東電社長」という、ひっじょーーーーに分かりやすい悪役。そういうニュースが起点になった騒動の顛末である。 上の話が実際にデマなのかどうか、という話は、質的な問題ではない。 問題なのは、「明らかな悪役」がいる話を聞いた時、脊髄反射で頭に血を上らせてしまう人が多すぎるのではないか、という話である(上記リンクをちょっと下にスクロールすると大量に観察出来る)。 上の話は単なる一例だ。今年は震災絡みで特に多かったが、「一方的にどちらかが悪そうなニュース」を見た時、情報の妥当性を確かめる能力を極端に下げてしまう人はかなり多いように思う。 あるニュースを見た時、それが重大なものであればある程、1ステップソースを

    logi
    logi 2011/10/13
    "だからこそ、肝に銘じたい。「分かりやすい悪役」など、そうそういるものではないのだ、と。「分かりやすい悪役」がいるように思えた時は、まずは慎重に構えなくてはいけない、と。"
  • ソーシャルメディア時代の、創作者さんとファンの距離感。: 不倒城

    作家心理と、ファンレター。 上記の知人編集者さんと最近久々に会話したのだけれど、色々と面白かった。 ご許可を頂いて、聞いた話の要点を箇条書きしてみる。例によって詳細はボカすし、一般化する気もない。 ・最近は作家さんもtwitterや他のソーシャルブログをやっていることが多く、以前と比べて「ファンとの直接のやり取り」の機会が飛躍的に増えた。 ・その為、以前ならまだぎりぎり可能だった「ファンレターを見せる際の、ファンからの声のコントロール」のようなことは、ほぼ完全に不可能になったといえる。 ・昔、上のエントリーでも書いたが、作家さんの中には「悪評を見るとへこんで悪影響が出るのに何故か自分から悪評を求める」というような困った習性がある人がいて、そういう人がファンと直接やり取りをするのはやはり編集としては結構心臓に悪い。 ・ただ、2ちゃんねる時代にあったような、ミもフタも正当性もない悪罵のようなも

  • 「テレビに出られることが報酬」という意識について。: 不倒城

    いつものことだが、特に一般化するべき話題ではない。こんな考え方もあるのか、という程度で。 先日、某テレビ局に勤務している知人と話す機会があった。というか、とある飲みの場で一緒になった。 あまり世評がどうとかメディアがどうとかいう話にはならなかったのだが、ふとした拍子に「インタビューに対するインセンティブ」という話題が持ち上がった。通常、たとえば街頭インタビューなどで顔を晒してインタビューに応じている人は、顔を晒すというリスクの割に殆どインセンティブを受けていない。これは何故なのか、あるいは遠からずインセンティブを生じないインタビューというものは難しくなるのではないか。そんなことについては以前から考えていた。 それに対する回答がこうだった。「いや、テレビに出られるってことが十分インセンティブになるだろう?」 直感的には、私はその回答は余りにも時代錯誤だと思ったのでそう指摘したし、それ程深まり

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