ソーシャルメディア時代の、創作者さんとファンの距離感。: 不倒城

作家心理と、ファンレター。 上記の知人編集者さんと最近久々に会話したのだけれど、色々と面白かった。 ご許可を頂いて、聞いた話の要点を箇条書きしてみる。例によって詳細はボカすし、一般化する気もない。 ・最近は作家さんもtwitterや他のソーシャルブログをやっていることが多く、以前と比べて「ファンとの直接のやり取り」の機会が飛躍的に増えた。 ・その為、以前ならまだぎりぎり可能だった「ファンレターを見せる際の、ファンからの声のコントロール」のようなことは、ほぼ完全に不可能になったといえる。 ・昔、上のエントリーでも書いたが、作家さんの中には「悪評を見るとへこんで悪影響が出るのに何故か自分から悪評を求める」というような困った習性がある人がいて、そういう人がファンと直接やり取りをするのはやはり編集としては結構心臓に悪い。 ・ただ、2ちゃんねる時代にあったような、ミもフタも正当性もない悪罵のようなも

[moondriver]

"「最近はTwitter検索が死んでることが多いのでその点ちょっと助かっている」と言われてコーヒー吹いた"

[mame-tanuki]

机で仕事している創作者もライブステージに立つ感覚の時代なんだなぁ。観客席からの歓声も怒声も、沈黙も届くワケだ。

[border-dweller]

生身の人間としての作者は不要というのは立場としてはわかるのだけどそれは偶像のほうを崇拝していたいという心理じゃないのだろうか　顔が容易に見える、見えてしまうようになった今もそれでいいのだろうか　ぬ～ん

[mahal]

悪評をわざわざ探したがるのって、要するに「悪評を見て改善する」という前向き志向ではなく、「悪評がゼロであることを確認したくて仕方ない」という心理であり、そこがまぁ、問題なんだろうなぁ、と。

[shimomurayoshiko]

ネットサーフィンレビューウォッチ：送り手と受け手の境界線が崩壊のち頭がおかしくなって死ぬ

[goldhead]

死んだ創作者だけがいい創作者だ、とは言わんが、スポーツ選手にしろなんにしろ、生の声的なものはあんまり見たくない気持ちが多いので、あんまり見ない。

[dudley_ty]

創作者とファンと言うより、ファンと世間の垣根が恐ろしい速度で低くなっている印象がある。

[kutakutatriangle]

創作者もコントロール力を身につけないとやっていけないとは大変な時代だ。しかし、アマチュアとプロの垣根がなくなりつつあるのは、アマチュア側にはチャンスでしょうね。

[nukologycs]

ファンの声

[blauburg]

創り手と受け手の境界線は曖昧になっていくけれど、だからこそ信義と礼節はきちっとせんとなー、と思うわけで