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ブックマーク / rootport.hateblo.jp (5)

  • これからの時代、「ビジネス」よりも「商売」だ! ――たぶん。 - デマこい!

    ※この記事は移転予定先のブログに転載済みです。 いわゆる「社畜」の何が哀れかといえば、会社から無茶を言われたときに「そんなん言うならやめます」と言い返せないことだ。サービス残業のせいで恋人とのデートに行けなくなり、強制的な飲み会のせいで欲しいDVDが買えなくなり、生まれたばかりの娘を残して遠隔地に飛ばされる――。 そんな雇用者側の横暴が許されてきたのは、社畜に稼ぐチカラがなかったからだ。「そんなん言うならやめます」と言い返す能力がなかったからだ。あらゆる労働問題のキモはここだ。被雇用者の社会的な弱さとは、つまり稼ぐ能力の弱さである。 他国の事情は知らないけれど、日の労働組合はこの問題を放置してきた(というか自力で稼ぐという発想すらなかったのかも)。労働者の味方でございという顔をしながら「雇用者との共存・共栄」を掲げ、労働者の社畜化に尽力してきた。 ――労働者の味方? 笑わせんな。 言うま

    これからの時代、「ビジネス」よりも「商売」だ! ――たぶん。 - デマこい!
    logi
    logi 2013/03/05
    あれブクマ少ないな。このブログの記事で一番個人的に響いたのに
  • 17歳のころに学ぶべきこと/無遅刻・無欠席を礼賛する風潮はどうかと思います - デマこい!

    ひさしぶりの母校のことを調べていたら、教育理念に驚いた。 ・創造的で個性豊かな人になろう。 ・生涯を通じて学び続ける人になろう。 ・国際社会の一員としての自覚と責任のある人になろう。 若干の改変は加えてあるけれど、だいたいこんな感じのことが書かれていた。いまの私の目指していることが書いてあった。私がいつも心がけていること。私が「美しい生き方」だと思うこと。それが、この三つの警句に凝縮されている。「創造」という言葉をいちばん最初に掲げているのも素晴らしいと思う。 在学中、この教育理念を復唱する機会なんてなかった。生徒手帳の片すみに書き込まれていただけだ。完全に忘れていたはずなのに、この三つの教育理念を私はきちんと内面化していた。あの学校ですごした3年間は、私の原点になっている。 ◆ 復唱の機会がなく、目を通すことも滅多にない――。そんな教育理念をどうして内面化できたのだろう。それはたぶん、生

    17歳のころに学ぶべきこと/無遅刻・無欠席を礼賛する風潮はどうかと思います - デマこい!
  • 地域格差は、娯楽の格差/なぜ東北の人々はパチンコに並ぶのか - デマこい!

    みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) 作者: 桜井のりお出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2007/01/09メディア: コミック購入: 6人 クリック: 147回この商品を含むブログ (270件) を見る 大学時代の友人とひさしぶりに会ったら、話があわなくなっていた。 待ち合わせ場所は秋葉原。私がアニメの話題作についてペラペラと喋っていたら、彼はぽかんとした表情を浮かべていた。『Stein’s Gate』はおろか、『まどか☆マギカ』も『けいおん』も観ていないという。私にとっての一般常識を、何一つ共有できなかった。彼に非はない。私がそちらのカルチャーに染まってしまっただけだ。 ただし、東京の友人には社会人になってからオタク化した人が多い。独身の男性(に限らないのだが)は帰宅後ヒマだ。バラエティ番組は最近あまり面白くない。しかも帰宅する時間が遅くなりがちで、テレビをつければち

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  • 「楽しい!」を仕事にしよう。/知的労働の急激な陳腐化とゲーム化する「仕事」 - デマこい!

    就活デモの悲痛さは、参加者が既存の「勤労」に疑問を持ちながらも、「雇われる」という生き方のロールモデルしか持っていないところにある。 「大学でしっかり勉強してもいいだろう?」 「新卒一括じゃなくてもいいだろう!?」 ――と、口にしながら、二言目には「だから雇ってくれ」と言うしかない。学生たちの立場はあまりにも弱く、彼らのシュプレヒコールは虐待される子犬の悲鳴のようだ。噛みつく牙を彼らは持っていない。 就活生に限らず、いまの私たちは「仕事」の意味を問い直されている。まともに就職をしても、サービス残業まみれで有給休暇もろくに取れない人生が待っているだけだ。内定の取れない学生は、しばしば「大学院進学は最後の手段」だと言う。しかしマスターに進めば就業可能な職種は狭まるし、ポスドクの自殺率はおそろしく高い。それを考えると、進学は地獄への片道切符のように見えてくる。 多くの学生にとって「就職」こそが最

    「楽しい!」を仕事にしよう。/知的労働の急激な陳腐化とゲーム化する「仕事」 - デマこい!
    logi
    logi 2011/12/14
    "これが「モノを生み出せる人」と「雇われる人」との差だ" ……うーん、モノを生み出せる人がフリーで安くこき使われてるケースよくあるけど……
  • 健康な老人と“かわいそう”な若者 - デマこい!

    不定愁訴というものがある。 とくに老人に多いのだが、なんとなく調子が悪い、体がだるい――と訴えて病院を受診する。それじゃあ検査をしてみましょうということになるのだけれど、疾患が見つからない。いたって健康だという結果になってしまう。医者も患者も困惑するばかりだ。 誰だって歳を取ればカラダが衰える。歯や髪が抜けて、膝や腰がシクシクと痛み、若いころのような無理はできなくなる。しかし病気が見つからない以上、どんなに調子が悪くても「健康」という診断を下すしかない。 「老人の健康」には、こういう矛盾――というかなんというか、判断に迷うところがある。歳を取ること自体が不健康なのだ、と言ってしまえばそれまでだけど、No one lives forever。ノスフェラトゥは実在しない。 健康な老人は多い。けれど彼らは、風邪を引いた高校生よりも体力で劣る。 「健康な老人」という言葉は、一見矛盾する二つの要素を

    logi
    logi 2011/11/17
    "ただ、自分の気持ちを認めるだけでいい。自分のほんとうの望みに素直になればいい。あなたの望みが叶わないのは、半分はあなたの責任、もう半分はいまの世の中を作った誰かのせいだ"
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