※この記事は移転予定先のブログに転載済みです。 いわゆる「社畜」の何が哀れかといえば、会社から無茶を言われたときに「そんなん言うならやめます」と言い返せないことだ。サービス残業のせいで恋人とのデートに行けなくなり、強制的な飲み会のせいで欲しいDVDが買えなくなり、生まれたばかりの娘を残して遠隔地に飛ばされる――。 そんな雇用者側の横暴が許されてきたのは、社畜に稼ぐチカラがなかったからだ。「そんなん言うならやめます」と言い返す能力がなかったからだ。あらゆる労働問題のキモはここだ。被雇用者の社会的な弱さとは、つまり稼ぐ能力の弱さである。 他国の事情は知らないけれど、日本の労働組合はこの問題を放置してきた(というか自力で稼ぐという発想すらなかったのかも)。労働者の味方でございという顔をしながら「雇用者との共存・共栄」を掲げ、労働者の社畜化に尽力してきた。 ――労働者の味方? 笑わせんな。 言うま
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