東日本大震災で注目されたツイッターなどのSNS情報。災害時には大きく注目されるだけに、誤情報のリスクを減らす研究がここ最近、加速している。 東日本大震災の発生から4時間足らずで立ち上がったサイト「sinsai.info」は、有志がSNSの情報を集め、「いま」「どこで」「何が求められているか」が一目でわかる地図を作った。救助の要請や安否情報など約180万件の情報を集め、その後の救援活動につなげた。これは、地図上で被害状況を共有する「クライシスマッピング」という手法だ。海外では、2010年のハイチ地震や15年のネパール地震などでも活用された。 ただ、SNSは情報の真偽の判断が難しいケースがある。東日本大震災でも、コスモ石油千葉製油所(千葉県市原市)の火災について「有害物質を含んだ雨が降る」とする出所不明のチェーンメールなどがネット上で出回り、コスモ石油は「そのような事実はありません」と否定のコ
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