青山学院とEMCジャパンは12月9日、青山学院がEMCのストレージ製品群を採用し、データ管理を一元化することを発表した。教育機関が教育系と事務系を統合したストレージインフラを構築するのは、国内外を問わず非常に稀(まれ)だという。 「青山学院は、今後の教育機関のあるべき姿として教育研究拠点を世界的に展開する国際的教育研究ネットワークの構築を目指しており、その基盤として、堅固で統合的なストレージインフラが必要だった」と、青山学院 常務理事の山口雅司氏は説明した。 また、幼稚園から大学院までを持つ青山学院はこの基盤を活用し、学生・生徒のID情報に、データベースで管理されるデータと非定型データ、あるいは事務系のデータと教育系のデータをともにひも付けることで、在校生や卒業生が任意に、過去の自分の成績やテスト結果、活動履歴などを閲覧できるアプリケーションを構築する。答案用紙などの紙ベースの情報をスキャ