昨日(6月22日)原発再稼働反対を叫んで、首相官邸前を埋め尽くした4万5千人の愛国者たちは、確実に我が国の政治史に残る歴史的一歩を踏み出した。先週の1万人を超えた結集にもかかわらず、それを完全に黙殺したマスコミに対して、我々は怒りの決起によって応えたのである。さすがに、どのマスコミも、これには閉口したのであろう。その夜のテレビでは、それに少しだけふれていた。 すでに長らく、電力業界に買収されてきたマスコミにとって、今般の大事故は、まさに青天の霹靂のように彼らのインテグリティの最深部を襲った。彼らは、自身が信じ、また信じたいと願っていたのとは違って、「真実の報道」を天職としていたのではなく、むしろ真実の隠蔽をこそ、その仕事としてきたのではなかったか?その「公共性」とは、利権と特権を覆い隠すイチジクの葉にすぎなかったことが、彼ら自身の眼にも明らかになってしまった。その後のマスコミの神経症的迷走