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2012年12月21日のブックマーク (8件)

  • フットボールと反ユダヤ - 想像力はベッドルームと路上から

    今週、イギリスのスポーツメディアでは、ロンドンをホームタウンとするフットボールクラブ「トットナム・ホットスパー」(以下スパーズ)を巡る一連の騒動が話題となりました。 下記にその経緯をまとめてみます。 ・11月21日深夜 ヨーロッパリーグの試合観戦のためローマを訪れていたスパーズのサポーターが、試合前日にローマ市内のパブで謎の覆面集団に襲撃され、7名が負傷、うち1名はナイフで刺され重症を負うという事件が発生。当初、対戦相手であるSSラツィオのサポーターによる犯行かと思われたが、拘束した犯人を調べた結果、同じローマをホームタウンとするASローマのウルトラス(熱狂的サポーター)の犯行であることが判明した。 ローマでトッテナムサポーターが襲われる、ラツィオのファンの犯行か 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News 覆面集団がトッテナムサポーターを襲撃、真犯人はラツィオの宿敵ローマのウルトラスか

    フットボールと反ユダヤ - 想像力はベッドルームと路上から
  • 思春期の恋愛における“他者評価”の面倒くささについて - 想像力はベッドルームと路上から

    ここ1年ほど、「篠崎愛はいつ“豚”から“天使”になったのか」について考えている。 篠崎愛が天使(太め)なのは言うまでもなく、彼女のグラビア画像のまとめたエントリが定期的にホッテントリ入りするなど、現在ネット上で最もシェアされているグラビアアイドルと言っても過言ではない。しかし、僕の記憶が確かなら、デビュー当時からそこまでの絶賛を受けていたわけではなかったはずだ。 彼女が世に出た当初、「巨乳画像スレ」などに彼女の画像が貼られた際には、「デブの画像は貼るな!」といった罵倒がよく書き込まれていたことを覚えている。もっとストレートに“豚”などと罵しる輩も少なくなかった。 しかし、いつの頃(多分去年くらい)からか、そういった声はなくなり、ほぼ絶賛の声しか聞こえなくなった。豚は豚でも「世界一可愛い豚」と褒める者もいる。 確かに、14歳のデビュー当時と20歳の現在とでは顔も変わっているし、事務所も移籍し

    思春期の恋愛における“他者評価”の面倒くささについて - 想像力はベッドルームと路上から
  • 室町時代における「日本」「日本人」 - 我が九条

    室町時代における「日人」という史料の用例を調べてみると、ほとんど見当たらない。朝鮮王朝の史料『朝鮮王朝実録』には「倭人」と「日人」が出てくるが、圧倒的多数が「倭人」である。「倭人」と「日人」は同じなのか、と言えば、実は違う。『朝鮮王朝実録』の中の「倭人」を「日人」と同一のものとして史料を解釈するのは、史料を誤読していることになる。子細に検討するとほとんど用例の見られない「日人」は室町幕府の関係者のことを指している。「倭人」は室町幕府関係者以外の人々である。朝鮮王朝と関係を持つ日列島上の人々と言えば、室町幕府関係者でなければほぼ壱岐・対馬に限定される。「倭人」というのはほぼ彼らを指しているのである。 朝鮮王朝の下で編纂された『高麗史』においては「日」と「倭」の使い分けは非常に鮮明である。室町幕府を「日」としている。「倭国」はどうも南朝の征西将軍府のことを指しているようだ。従っ

    室町時代における「日本」「日本人」 - 我が九条
  • 華夷秩序 - 我が九条

    華夷秩序とは「中華」と「夷狄」の間に取り結ばれる関係で、しばしば「東アジア国際秩序」と目されるものである。しかし厳密に言えば「華夷秩序」は「国際関係」ではない。そこを混同することで冊封関係にあることを「属国」とする誤認が起こるのだ。「属国」とは近代国家の「主権」の一部を外国によって制限されている国のことである。近代以降の「国際関係」は「対等」な「国家」間に取り結ばれる関係である。これはあくまでも「国民国家」が成立した後の概念であって、国民国家がフランス革命で成立する以前にはそもそも「対等」な「国家」による関係など存在しない。西洋では神聖ローマ帝国を中心とした「帝国」による統合が存在したのだ。 中華帝国を中心とした華夷秩序は、皇帝と国王の君臣関係を軸とした統治理念であり、そこには「内」と「外」の区別はない。要するに「外交関係」ではない。「天」の下での共通の「文化」を前提としたあくまでも相対的

    華夷秩序 - 我が九条
  • 猪瀬知事:会見 「リーダーシップ示す」 早くも独自色 /東京- 毎日jp(毎日新聞)

  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • 才能の涸渇 (Commutative Weblog)

    lotus3000
    lotus3000 2012/12/21
  • カント「Realität」誤訳問題をめぐって - Freezing Point

    ハイデガー拾い読み (新潮文庫) 作者: 木田元出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08/27メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (8件) を見る 以下、鮮烈な印象を受けた Realität 誤訳問題と、 その周辺をめぐる木田元氏の説明(に対する私の理解)を、要約してみます。 マルクス「フォイエルバッハ・テーゼ」にある、 《唯物論(Materialismus)》 と 《観念論(Idealismus)》 の対比 は、哲学科の教員たちからは逸脱とされるらしい。 しかし木田氏は、そういう教科書的な理解そのものを問題視している(p.203)。 つまり哲学科の教師たちは、 《唯物論(Materialismus) ⇔ 唯心論(Spiritualismus)》 が 【存在論】 《実在論(Realismus) ⇔ 観念論(Idealismus)》 が 【認識論】 ――という

    カント「Realität」誤訳問題をめぐって - Freezing Point
    lotus3000
    lotus3000 2012/12/21
    概念の変化と誤訳について。