『毎日』と『産経』のすれ違い 先日、『毎日新聞』に「『気持ちいい』は気味悪い」というコラムが掲載された。『産経新聞』を読むと気持ちが良いという声に疑問を呈する内容だ。自分と同じような意見だけを読んでいければ確かに気持ちが良いかもしれない。しかし、そこには落とし穴があると主張している。以下、その一部を引用してみよう。 同じ意見で塗りつぶした方が新聞として主張は確かに明確になる。でも新聞の役割とは何か。私たち毎日新聞は、例えば私も関わっている社説では憲法解釈変更に反対してきたが、賛成する記者のコラムも載せてきた。多様な意見を私たちは封じてはならないと考えるからだ。 (出典)熱血!与良政談:「気持ちいい」は気味悪い/『毎日新聞』2014年9月17日東京夕刊 このコラムに対して、『産経新聞』は次のように応答した。 新聞は、事実を正確に伝えるのがもちろん基本ですが、各社がそれぞれの立場から論点を提示