http://t.co/rUfsEUZf7Y 艦これのイベントが中止になったこと自体はどうでもいいのだけど、外部に理由を説明する段になって「左翼絡みを偽装する計画」があったそうで(「11月6日 夕方」参照)、そういう卑劣な企てを堂々と提案できる神経に呆れる。
http://t.co/rUfsEUZf7Y 艦これのイベントが中止になったこと自体はどうでもいいのだけど、外部に理由を説明する段になって「左翼絡みを偽装する計画」があったそうで(「11月6日 夕方」参照)、そういう卑劣な企てを堂々と提案できる神経に呆れる。
思想家の東浩紀氏がアイヌ民族が日本の先住民族であるかと聞かれて、瀬川拓郎氏の「アイヌ学入門」を文献としてあげつつ事態はそんなに単純では無いと否定した*1事に関して、なぜか厳しく批判されていた*2。皆さん、行間を読む前に行を読もう。そして、紹介された文献を読んでみよう。その上で世界の先住民族とアイヌの違いを考えると、アイヌを単純に先住民族と形容したく無いのも理解できるはずだ。 まずは細部だが、「アイヌは北海道の先住民族であるか?」とは聞かれていない。戦前はアイヌ人=縄文人=本州を含む日本の先住民族と言う説があったのだが、それは否定されている。だから、質問は肯定できない。そして、日本を北海道に変えたとしても、先住民族と言う言葉の響きは、アイヌ人と倭人の関係を誤解させるかも知れない。 アイヌ人と倭人の関係は、人種的に共通の前身を持つ長い相互交流のある二つの文化圏の関係であって、ルーツが大きく異な
3月下旬の深夜、韓国大使館の「韓国文化院」(東京・新宿区)が放火された。韓国メディアは一斉に「極右の仕業だ」と報じ、日韓関係のさらなる悪化が懸念される中、4月10日、警視庁捜査一課により無職の近藤利一容疑者(39)が建造物損壊などの疑いで逮捕された。近藤容疑者は、なぜ暴挙に至ったのか。 放火現場は従業員通用口だった。黒い覆面を被った男がライター用オイルを撒き、火をつけ逃走する姿が防犯カメラに映っていた。韓国文化院の広報担当者が語る。 「残業していた職員が見つけてすぐ消火したので、壁の一部が黒く焦げる程度で済みました。文化院は日本の皆様に韓国文化に触れてもらうための文化交流施設。今後はセキュリティを強化します」 韓国ではほぼすべての大手メディアがこの事件を扱い、「日本政府の右傾化」やヘイトスピーチなどに絡めて報じられた。韓国大使館関係者がいう。 「4月12日にはリビアの韓国大使館が襲撃された
シベリア奥地の湖に浮かぶポル=バジンは、一見したところ城塞にも監獄にも見える。だが、1300年前に作られたと思われるこの長方形の島について、はっきりしたことは何一つ分かっていない。誰が建て、なぜ放棄されたのか、その使用目的すら謎に包まれている。 歴史家と科学者からは様々な見解が示されており、人を収監するのではなく、むしろ人を呼び込むための施設との説、あるいは離宮、修道院、天文観測所なのではないかと推測する専門家もいる。
昨日の鼎談で小林節さんが、いくら憲法は国民を縛るものではなく権力を縛るものだと説明しても、自民党議員は"その考え方を私は採りません"と言うので、考え方ではなく憲法とはそういうものだと説明するが、憲法の素人相手に言うのは虚しくなると言ってたが、維新信者と話すとその気持ちが分かる。
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かくして、プラトンの「国家」は、(道義的)理性によって社会を意識的に変革していこうという、広い意味での左翼的プログラムの、西洋における始まりを告げる。 現代の日本では、左翼的な理想主義は、「近代人の浅知恵の産物」とレッテルを貼られ、歴史的スケールにおいても矮小化されている。近代的、左翼的なるものが、むしろ人類の歴史の中で無視することのできない古く大きい一つの潮流の、最新の展開であるという視点を持つことは、これに抵抗する上でひとつの意味がある。 しかしそうすると、「国家」で述べられている理想国は現代人から見れば、エリート独裁国家で、詩人が追放の憂き目にあう表現規制国家ではないのか、(この国家にはオタクにも居場所はないように思える)これこそ、理想主義者の残虐性を象徴する話ではないか、オタク=ネット右翼ならば、ただちにそう言うはずである。 プラトン自身も言うように、この理想国はただちに実現を企図
「数学のできない人間は、完全には人間ではない。」 ──ロバート・A・ハインライン「愛に時間を」 自然科学を重視することを「左派的属性」だとする考え方があり、当の左派のみならず、ある種の保守派からも(進歩主義批判のような否定的な意味で)言われることがある。しかし、これは俗説だろう。 「知は力なり」とは、フランシス・ベーコンの思想とされるが、ベーコンはまさにこの意味において自然科学を重視し、伝統的な学問の実効性の乏しさを批判したのだった。一方、政治家としてのベーコンは、政治倫理のもつ実効性を疑い、しばしば権謀術数を肯定する面を持っていた。 自然科学それ自体には、政治的価値判断は含まれないとしても、生身の人間が、科学を自分の専門として選択するということは、近代科学の始まりの時から、すでにある種の政治的選択と関係していた。それは、オタク文化が、ときおり美化されるような、子供のように純粋な趣味や美の
村上裕一『ネトウヨ化する日本』(2014)は、ネトウヨの本質を「ネット社会の暴走」と「セカイ系決断主義」に求めている。ネトウヨ現象は、ネット時代の「新中間大衆=フロート」が互いに空気を読み合いすぎること、すなわち互いに共感しすぎることによって引き起こされるのだ。そしてそこには、諫山創『進撃の巨人』に代表されるセカイ系決断主義が関わっているという。 最初に、ネット社会の暴走について確認しておこう。 村上裕一によれば、ネトウヨの来歴とインターネットの透明化は密接な繋がりを有している。まず正体不明であるネトウヨの来歴は、アングラ的出自を持ちネトウヨ的事件と関わる2ちゃんねるに求められている。2ちゃんねるがニコニコ動画を生み、ニコニコ動画の政治タグが在特会を生むことによって、ネトウヨは政治化しフロートは顕在化したというわけだ。他方でインターネットの透明化は、情報媒体の身体化と認知限界の外部化に求め
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