「印弗魯英撒」という言葉が日本の書物に初めて記載されたのは、1835年の『医療正始』といわれています。書いたのは江戸の蘭方医 伊東玄朴。オランダ語からの訳本です。 いんふりゅえんざ、と聞こえたのではないか、、とのことです。 「インド(印)フランス(弗)ロシア(魯)イギリス(英)をまき散らす(撒)」という説。福井新聞 2011年 第9回「インフルエンザ」 モダンメディア 2011年 第8回「解熱剤」メディカルα 等に歴史が紹介されています。 大河ドラマの清盛さんですが、「インフルエンザで死んだかも」説。熱に苦しんでもだえて死んだ、とあります。「水おびただしくわきあがり、程なく湯にぞなりにける」(『源平盛衰記図会』には比叡山の水がじゅわーっと蒸気化する絵が描かれています) インフルエンザはいつ頃認識されたのでしょう。 インフルエンザの歴史(表)をみると、なんとBC430年のできごととして記載が