見取り図 アブグレイブ刑務所(アブグレイブけいむしょ、アラビア語: سجن أبو غريب, アラビア語ラテン翻字: Abū Ghuraib、英語: Abu Ghurayb, Abu Ghraib prison)は、イラクの首都バグダードから西へ約32kmの場所に位置する施設。サッダーム・フセイン政権時代には反政府勢力をこの刑務所に収容し、拷問、処刑が行われていた。しかし、この施設の名前が一般に知られるようになったきっかけは、イラク戦争で戦犯となり、この施設に収容されたイラク人兵士に対し、この施設を監督していた米軍の関係者が、人間性を無視した非人道的取り扱い、拷問をしている現場の写真が2004年1月にマスコミによって公表されたことによる。現在この施設は、刑務所または収容所として使用されてはいない。現、バグダード中央刑務所。 歴史[編集] 獄房内(2006年撮影) サッダーム政権時代[編