今回更新の見どころ ○国語篇(その九)<縄文語の基礎語彙表>(ただし今回の修正は151-200のみ) を掲載し、全体を改訂版としました。 本ホームページは、2016(平成28)年12月15日以降著者の体調不良による休止を経て、漸く2021(令和3)年10月1日に再開いたしましたが、本年(2022年)1月までに改訂作業を終えたものは、オリエンテーション篇、入門篇三篇と国語篇(その九)のみの計五篇に止まります。 今後は、著者の体調と相談しながら、重要と思われる篇を優先しつつ、てきる限り早期に改訂を行うことといたしたいと存じます。改訂をご期待の読者の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、よろしくご寛恕の程をお願いいたします。 古く縄文時代の昔、日本列島にはシベリアなど北東アジアから渡来した諸民族や東南アジアから渡来した諸民族が住み着いていたと思われます。その中には、航海術に長けた民族として後にポリネ
言葉はつねに移りゆくものであり、生まれたときは褒め言葉でも、何百年か経つと正反対の意味になってしまうこともあります。たとえば「貴様」という言葉。詳しい出自は知らないんですが、字面を見ればこれは敬語以外のなにものでもないですわね。「貴い」「様」なんだもの。もとは貴人に対して使っていた尊称なんでしょう。それがどういう経緯で今使われるような粗暴なムードの二人称になったのか、そういう方面に明るい方がおられましたらお教えください。 それでも、多くの人が現在は「悪い意味」で使っている以上、それに逆らってもどうしようもありません。ネットでは「“確信犯”はそのように使う言葉ではない」とか、いろいろありますけどね。呉智英先生が指摘して有名になった「すべからく」の誤用問題とか。あれは「すべからく○○すべし」と使うのが正しいので、「すべて」の上級表現ではないわけですね。「最近の若者はすべからく携帯電話を持ってい
9月である。日本語教室にも新入生がどっと入って来て、2000年度の新学期が始まった。秋学期は12月まで。その後は1月から冬学期で、4月に学年が終る。当地と反対で日本では入学式は4月だった。俳句の歳時記を繰ってみると、「春」の季語として(二月・三月の)「入学・入学試験」があり、続いて(三月末の)「卒業・卒業式」、(四月の)「入学・一年生」と並んでいる。「桜・入学式・ランドセル」の三点セットは春の風物詩としてすっかり日本人の心に刷り込まれているが、いつの間にかすっかりこちらの生活リズムに慣らされてしまった。カナダ生活も早20年。今さらながらに時の流れの速さには驚かされる。 最初のクラスで毎年「50音図」を見せる。日本語も音声面では世界でも珍しいほど簡単な言葉であることを学生に知って貰いたいし、日本語はやはり「平仮名」から教えたい。平仮名46字こそは日本語学習の最初の山だろう。大半が平仮名と
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