金正日の指示により1985年6月4日発足した。 電子楽器を多用し、極めて閉鎖的な体制をとる北朝鮮においては最先端を行く音楽グループであるため、若年層を中心に高い人気を誇った。 結成した事について、YMOの影響があるとも言われている。 ユニット名の「普天堡」は1937年に金日成率いる抗日パルチザン部隊が両江道普天堡の駐在所などを襲撃した「普天堡の戦い」にちなむ。 専属の女性歌手と男性の演奏家・作曲家、指揮者で構成された。 2005年頃より、既存の女性歌手の他に「牡丹峰(モランボン)」、「小白水(ソベクス)」、「銀河水(ウナス)」といった名前の女性重唱組が新たに結成され、オリジナル曲、同楽団のセルフカバー曲、啓蒙期歌謡(日本統治時代の歌謡・歌曲・新民謡)等を録音した。 聯合ニュースは2007年、『普天堡電子楽団の音楽活動が北朝鮮の民族情緒にふさわしくないと保守的な老年層からの批判があり現在は既