★(3) 今年から8月11日は、16番目の国民の祝日・休日として「山の日」となった。今まで「海の日」はあったが、山の日はなかったので、新たに設けられたものである。 朝日新聞は同日の紙面に、「山の日 自分と向き合う契機に」という社説を掲載している。内容は、登山が盛んになっているが、事故も増えているとし、2015年中の遭難事故や遭難者、死者・行方不明者が、統計が残る1961年以降いずれも最多となったと指摘。登山の効用を説き、「『安全』を意識しながら、山の魅力に触れてみてほしい」と結んでいる。 この日は、日本の各地で「山の日」を祝う催しが行われた。 特に、北アルプスの玄関口、長野県松本市の上高地では、「第1回『山の日』記念全国大会」の記念式典が行われ、山岳関係者や地元自治体の首長、スイスなど外国の大使館関係者ら、約400人が参加した。そして、この式典の主賓こそ、皇太子殿下ご一家であった。 元来、