気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 理想というのは誰にでもある。しかし現実としてできることの間の兼ね合いは、いつも難しい問題だ。今回、ユニセフ・タジキスタン代表の杢尾雪絵さんの話をうかがって、改めてそれを認識した。杢尾さんが向き合う課題は重く、深刻だ。国家や戦争がからむ、個人の力ではどうすることもできない問題だ。 戦争がなく、すべての子供が十分な栄養や教育、愛情を受けられる世界が理想だけれども、現実はそうではない。杢尾さんは、ユニセフという国連機関の中で働く一個人だが、そこでの活動は、政府機関に対して、強制力を持たない。要請しかできない。 通常、自分の理想と現実の手段とのギャップがあると、安易に現実の方に妥協してしまうことが多い。しかし杢尾さんは、現実の範囲内で、徹底してベスト
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