“ことば”の仕事 スポンサード リンク ・“ことば”の仕事 作家、ライター、学者、評論家、翻訳者、発行人、大学教員など9人の著名人に、「言葉をあつかう仕事で今何が起きているのか、なにができるのか」という問題意識をもって、仲俣暁生氏がインタビューしている。 各インタビューから気になる言葉を抜書きしてみた。 「自分はのりしろだと思っている」小熊英二氏 「価値ってなんだろうということを、もう一度考えたいんですよ」山形浩生氏 「昔から、ものすごく根本的な幼児の問いのようなものがあるんです。世界というのはなんで存在しているんだろう、とか、自分はなぜ生きているんだろう、とか。そんなふうに自分の根拠に関わっているものについて理詰めで論理を構築したいという気持ちが、文章を書くときにはどこかで働いている」佐々木敦氏 「メディアの世界には、ビジネスの話になるととたんに拝金主義者呼ばわりする人が多いけど、ぼくに
「ブログ文章術 米光一成|Excite エキサイト ブックス : 一文を短くって言うけどさ1」が話題になっている。今回のお題は、以下の文の一文を短く書いてみようというものだ。 お皿ひとつひとつに、それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそう、お台所に残って在るもの一切合切、いろとりどりに、美しく配合させて、手際よく並べて出すのであって、手数は要らず、経済だし、ちっとも、おいしくはないけれども、でも食卓は、ずいぶん賑やかに華麗になって、何だか、たいへん贅沢な御馳走のように見えるのだ。 (太宰治「女生徒」) これが実は悪文ではなくて、太宰の引用であることは「小林?:2006.4.5」や「断片部 - 絶望中止+理由消失 - あ、そうだ。ロココ料理にしよう。」などで指摘されている。 さて、ここで普通に短く書いてみてもおもしろくないので、パスティーシュ(文体模写)で一つのネタをむやみやたら
わかりにくい文章の代表として、本多勝一さんは『日本語の作文技術』の中で、大江健三郎氏の次の文章を引用していた。 「いま僕自身が野間宏の仕事に、喚起力のこもった契機を与えられつつ考えることは、作家みなが全体小説の企画によって彼の仕事の現場にも明瞭に持ち込みうるところの、この現実世界を、その全体において経験しよう、とする態度を取ることなしには、彼の職業の外部から与えられたぬるま湯の中での特殊性を克服することは出来ぬであろう、ということに他ならない。改めて言うまでもなくそれは、いったん外部からの恩賜的な枠組みが壊れ、いかなる特恵的な条件もなしに、作家が現実生活に鼻を突きつけねばならぬ時の事を考えるまでもなく、本当に作家という職業は、自立しうるものか、を自省するとき、すべての作家が自らに課すべき問いかけであるように思われるのである。」 (大江健三郎「職業としての作家」『別冊・経済評論』1971年春
日経産業に掲載頂いたコラムです。 いつも、直された原稿を見て、「ふーん、このカタカナ言葉はこう書くのか」と興味深いのですが、今回の例で言うと ルネサンス(ルネッサンスじゃないんだな) ネット(なんだか、ネットリしてる気がする。元原稿は全てインターネットで統一してあったのだが。) 「ハイパーリンク」という仕組み(元原稿ではさらっとハイパーリンクと書いたのだが、かぎ括弧と「という仕組み」の注意書きが必要なようだ) ヘッドホン(ヘッドフォンじゃないのか。ヴァイオリンとか書いてあるのを見ると「スカしてるなぁ」と思うのだが、ヘッドフォンと書いてあるのを見ても同じように思う人たちがいるのであろう。ということは、電話はテレホンか。かわいい。) コンピューター大手のサン・マイクロシステムズ(元原稿では単にサン・マイクロシステムズ。コンピューター大手なんですね。コンピュータじゃなく) では、以降、まじめにコ
文章の善し悪しを決めるキャッチコピー まずお客様に読む気を起こさせなくては本文にどれだけ良いことが書いてあっても意味がありません。そこで必要なのが効果的な"キャッチコピー"です。つかみのあるキャッチコピーは、詳しく知りたい、もっと読みたいと思わせ、本文や詳細に導くので、とても重要です。 言いたい事が一目で分かり、見る側の求めている事も的確に表現する。つかみがあり興味を引くキャッチコピーなら私達にお任せ下さい。お客様は先入観がないので「テキストで善し悪しを決める」だけ、自分にとって「必要な情報」「知りたい事」「問題の解決につながる期待」であると認知すれば必ずその内容を見るのです。 たとえば… 悪いキャッチコピー:「DTP入門」 良いキャッチコピー:「初心者にオススメ!簡単にマスター出来る!楽して覚えるDTP入門」 ターゲットを絞って語りかける 不特定多数の人を対象にしているものよ
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