開催国枠の増大により、今まで陽の目を浴びてこなかったチームも世界戦に出ることが可能になる一方で、大会のクオリティーが低下することが懸念されている。 (C) Getty Images 画像を見る 1月10日、国際サッカー連盟(FIFA)は、スイスのチューリヒにある本部で行なわれた理事会で、2026年ワールドカップから参加国枠を現行の32チームから48チームに拡大することを決定した。 イギリス・メディア『BBC』によれば、ジャンニ・インファンティーノ会長が2016年2月の着任当初から目指してきた参加国数の増大が理事会の討論の中心となり、最終的に全会一致で1998年のフランス大会以来(24→32)となる参加国の拡大が決定したという。 この決定で参加国数は48チームとなり、試合数は現行の64試合から80試合に増加。しかし、大会日程自体はこれまでと同様の32日間で行なうことも同時発表された。『BBC