あすか会議の帰りの新幹線で書いた退職届 山岸園子氏(以下、山岸):今、自分らしさをどれくらい理解しているか、自分の理解がどれぐらいあるかという話でした。ここからは恒田さんに聞いてみたいなと……そんなにイヤそうな顔しないでください(笑)、聞いてみたいなと思います。 さっき「当事者意識が大事」とおっしゃって、ただ当事者意識は恒田さんとしてはもちろん「会社が努力してそれを醸成すべきだ」という話がありました。私は恒田さんと実は大学院同期で、もうかれこれ10年近い知り合いですけれども、めちゃくちゃ当事者意識が強いんですよね。謎なぐらい強いんですね。なのでそういった意味では、他責とかの感覚はまったくない。 とはいえ恒田さん自身は、自分に矢印を向けて当事者意識を高める力をどうやって培ってきたのか。がんばって言語化をしていただけますでしょうか(笑)。 恒田有希子氏(以下、恒田):「誰も助けてくれません」、