もう一ヶ月以上も前の話になりますが、2011年の言語処理学会年次大会で、かな漢字変換について発表をしてきました。 日本語入力についてのテーマセッションが用意されているということで、発表申し込みをしようかどうか迷った挙句、仕事が忙しいからあきらめたのですが、〆切前日にG社の方から「明日が〆切なのでよろしく」的なメールが来て、そんなに申し込みが少ないなら出すか…ということで発表してきました。蓋を開けてみたら2セッション分の発表があって割と大人気だった訳ですが、こんな機会がないとなかなか会わないような人にたくさん会えたので、結果的には行ってきて良かったです。 発表に関しては会社ブログの方に既に資料を上げたので、こちらでは実装の細かいところの話をちょっと書いてみたいと思います。 資料にも書きましたが、構造化SVMをFOBOSで最適化する場合、 正解パスへはペナルティを与えつつ現在のパラメーターで変