初稿: 2024-03-16 小松弘幸 (@komatsuh:bsky, @komatsuh:twitter) 概要 かな入力を英語キーボードで使う場合には、IME ごとに配置が異なるのでまとめました。 かな入力と英語キーボード かな入力は日本語キーボードのキーレイアウトに基づいた配置がされています。 かな入力(日本語キーボード) 英語キーボードと日本語キーボードでは、キーの物理的なレイアウトが異なります。そのため、英語キーボードではかな入力の配置を調整する必要があります。具体的には、日本語キーボードの ¥ ー ] む \ ろ の位置に対応するキーが、英語キーボードにはありません。 英語キーボード用に ー む ろ の位置を配置する必要がありますが、この調整の仕方は IME ごとに異なっています。Mozc、Windows と macOS の標準 IME での配置の違いを紹介します。 Mozc
uzullaさん主催の「みんなで作るテックカンファレンス」のya8に参加してきました。 わたしはアンカンファレンススペース担当として、二日間アンカンファレンススペースの切り盛りをさせていただきました。アンカンファレンスのキモは「一方通行ではなくて参加者みんなで議論する」だと思っているのですが、実際二日間においてほとんどずっと活発な議論が行われていて、参加して発言してくださったみなさんに大変感謝しています。しかも、「いつメン」の同窓会ではなく、いろんな方が発言してくださっていて、ほんとうにいいアンカンファレンスになったなと思っています。 議論の内容については余裕ができたら改めてまとめるかもしれません。 さて、実は私は、約5年ぶりくらいのカンファレンス参加でした。長い間カンファレンスに出席していなかったのには実は理由があります。詳しい理由は控えるのですが、ひとことで言うと、以前「自分とテックコ
【安全な位置から批判したい】 定期的にこういう話題になる。 私の基本的なスタンスは「批判は自由」だが「その結果はすべて自分に降りかかる」である。 だから好きに批判をすれば良いし、その代わり相手からブロックされたり反撃されても「自己責任」であり「当然の結果」だと思う。 私が嫌いなのは「批判はしたい」けど「反撃はしないでほしい」とか「批判の許可をもらいたい」という「批判特権」を得ようとする言動だ。 そんなものもらえるわけないのだが、なぜ「もらえると錯覚」してしまうのか。 そこから説明しないと分からない人が多いようなので、記事の題材にすることにした。 ちなみに、今回の「批判」は「誹謗中傷」や「悪口」ではなく「正当かつ紳士的な態度の批判」だと定義する。 そうしないと「悪口とかと一緒にするな」というトンチンカンすぎる反論がきて、話が前に進まないからだ。 つい最近も、フォロワーさんとの会話の中で、私が
はじめに みなさんは良いなと思った記事や保存しておきたいなと思った記事をどのように溜めていますか? また、どのように引き出していますか? 身近に「こんな資料・記事あったな、参考になると思うのでどうぞ 」で シュツ と出してくる猛者エンジニアの方がいたりしますよね... ここでは、頭のストレージ容量が皆無な私が、そんなことできる人になりてぇなぁ〜と思いながら、考えた方法をご紹介します。 ブラウザのブックマークや、Qiita・Zennに搭載のネイティブのストック機能、Slackの自分だけのチャンネルに貼る、様々な方法があると思います。 もしくは、特に溜めていなく引き出したいときに思い出せない、という方もいるかもしれません。 この方法を使用してから、技術記事や気になったページのストックが楽になり、いつでも自分の好きなタイミングで シュツ っとまではいかなくても スッ と引き出すことができるように
最近キーボードで文字を打つのが面倒になってきている技術本部 Eight Engineering Unitの斉藤です。 キーボードは既に100年以上使われ続けているみたいですね。そろそろ新しい入力の方法ができてもよさそうです。 例えば、頭で考えていることが文字に起こせたら、AIに任せるよりももっと便利だと思います。 前置きはさておき、Sansanではちょっと前にエンジニアの生産性と生産量の最大 化が話題になっていました。このブログをご覧の方ならご存知の方も多いのではないでしょうか。 私はこれまで何度か転職をしていますが、どの職場でも例外なくこの話題が挙がりました。 チームとして、あるいは事業としてどう最大化するかが基本前提となるのですが、私が今回話したいのは個人としての生産性の最大化についてです。 私は個人の生産性を上げることもチームの生産性を上げるのと同じくらい非常に大事なことだと考えてい
株式会社LayerX・プロダクトマネージャーの梶原氏は、APIを活用することでSaaSにどんな価値が増えていくのか、そしてSaaSにおける外部APIの重要性について話しました。 LayerXの事業紹介 梶原将翔氏:株式会社LayerXの梶原と申します。だいたい“かじさん”と呼ばれていて、Twitter(現X)も“かじ(@kajicrypto)”でやっていますので、フォローしてもらえるとうれしいです。 今日は「SaaSの利用体験を拡張せよ〜APIですべてが繋がる世界へ〜」というLTをしたいと思います。最初に事業の紹介をします。 LayerXという「すべての経済活動を、デジタル化する。」ということをミッションに掲げた会社でいくつか事業をやっているのですが、一番大きい事業が「バクラク」シリーズというBtoB SaaSになります。 バックオフィス向けの業務効率化を推進するSaaSで、2021年の1
最近はGoogleではなくKagi Searchをメインの検索エンジンとして使っています。 Kagi Searchは$108/year($10/month)の有料の検索エンジンです。 広告モデルではない検索エンジンなので、有料のサブスクリプションモデルとなっています。 Plan Types | Kagi’s Docs いくつかプランがあり、検索し放題のProfessionalプランが$10/monthです Ultimate Plan ($25/month)だと外部のOpenAIのGPT 4とかClaude 3との連携とかも入ってきます 月に1-2万回ぐらいは検索することを考えると、 (108 / (10000 * 12)) * 150 で大体1検索が0.1円ぐらいのイメージですが、こちらもKagiのLLM機能は利用できるので、実質もう少しコスパは良いと思います。 検索ソースにはGoogle
技術革新に適応しようとするイヌさんInkdropというMarkdownノートアプリを作り続けて7年になる。 お陰さまでその売上でずっと生活できている。 これまで個人開発でどう継続していくかについて「ユーザの退会理由をあれこれ考えない」とか「アプリの売上目標を立てるのをやめました」とか、ビジネス面あるいはメンタル面からいろいろ書いてきた。 今回は、技術面にフォーカスして、どう継続して開発していくかについてシェアしたい。 TL;DR最初はとにかく最速でリリースする事を最優先する迷ったら「ときめく方」を選べ程よいところで切り上げて開発を進める使っているモジュールがdeprecatedされるなんてザラだと覚悟する古いから悪いとは限らないシンプルにしていく老舗から継続の秘訣を学ぶ運ゲー要素は排除しきれない最初はとにかく最速でリリースする事を目標に技術選定する開発計画とビジネス計画は切っても切り離せな
はじめに こんにちは、イクバルと申します。私は2024年2月25から26日までマニラで行われたフィリピン最大規模のPython言語ユーザーや開発者のカンファレンス、PyCon PH 2024に参加してきましたので、皆さんに体験レポートと感想を紹介したいと思います。 PyCon PH 2024 とは イベントの公式ページを参照しますと、PyCon PH 2024 というのは、以下のような趣旨で開催されています。 PyCon Philippines 2024 After successfully hosting PyCon PH 2023, we are back once again with the theme “Gabay”, or guide, to commemorate how the community helped us navigate through our profe
3月も半ばになり、暖かい日も増えてきました。これだけ暖かくなってくると、ちょっとしたアプリで少し特殊なネットワークフレームを流したり、普段使わないネットワークプロトコルを試したくなりますよね。でも本番環境でそれをやってしまうと、変質者としてしかるべき場所に通報されてしまいます。そこで今回は他人に迷惑をかけずに隔離されたネットワークテスト環境を構築できる「mininet」を使って、お縄にかからないようにしてみましょう。 Open vSwitchとネットワーク名前空間で気軽にテスト環境を構築する Linuxカーネルには「ネットワーク名前空間(netns)」という機能があります。これはホストや他のコンテナから隔離された環境でネットワークインターフェースを作成し、操作できるようになる仕組みで、特にLinuxのコンテナ系ツールで使っている基礎技術のひとつです。 Ubuntuだと「ip netns」コ
Ubuntu Weekly Topics Ubuntu 24.04 LTS(noble)の開発 / Ubuntu 24.04 Testing Week、CanonicalとUbuntuの20周年 noble(Ubuntu 24.04 LTS)の開発 / Ubuntu 24.04 Testing Week nobleの開発が進められ、Ubuntu 24.04 Testing Weekが開催されました。Testing Weekはその名前の通り、一週間かけたテストのための時間です。今回のTesting Weekでは、次の点が特に「テストしてほしい」ポイントとして挙げられていました(これらはおおむね「24.04で注目されるべき機能」とイコールです)。 新しいデスクトップインストーラーと、そのautoinstallとZFS+LUKSによるディスク暗号化。 既存のバージョンからのアップグレード
意外にも知られていない事実かもしれません。 Wear OS 3からは、Googleがスマホとの接続アプリを提供しておらず、スマートウォッチの製造メーカが提供するようになりました。たとえば、GoogleはPixel Watch用の接続アプリを提供しており、SamsungのGalaxy Watchも同様です。どちらもiOS用の接続アプリは提供していません。 Wear OS 2では、Googleが接続アプリを提供していて、iOSをサポートしていました。これまでの感覚でWear OS 3のスマートウォッチを購入すると、がっかりすることになるので注意が必要です。 英Future plcが運営するWebメディア『TechRadar』が、iOSのサポートがなくなった理由をSamsungのグローバル製品企画ディレクターに質問したところ「Androidと同じレベルの体験をiOSでは提供できないため」と答えた
Linux Daily Topics Linux 6.8リリース、メインラインのGitオブジェクト数はまもなく1000万に Linus Torvaldsは2024年3月10日(米国時間)、「Linux 6.8」の正式版を公開した。通常のカーネルサイクルと同様に開発期間に約2ヵ月、7本のリリース候補版を経ての公開となる。 Linusはリリースにあたって「いくつかの作業に行き詰まりはあったが、リリースを予定より遅らせる理由は何もない。Linux 6.8はすべての点で平均的なリリースで、新しいファイルシステムやアーキテクチャの採用はない。目立つことといえば、Gitオブジェクトの数が1000万未満となる最後のメインラインカーネルになることくらいかな。オブジェクトの数は999万6,000個に達しており、linux-nextツリーではすでに超えている。もっともすばらしくキリが良い数字という以
今回は、前回(第216回 MySQL ShellでMySQLをJavaScriptを使って操作してみる)で紹介させていただいたMySQL Shellを使ってJavaScriptで操作する方法を、引き続き紹介したいと思います。 検証環境 今回はDockerで建てたMySQLを使用します。以下のコマンドでDockerを建ててローカルからアクセスをします。 % docker run --platform linux/x86_64 -p 127.0.0.1:3307:3306 -e MYSQL_ROOT_PASSWORD=my-secret-pw -e MYSQL_USER=kk2170 -e MYSQL_PASSWORD=my-secret-pw -d mysql:8.0.36 今回も前回や第214回と同様に、DockerのイメージにあるMySQL Shellを使用して接続をしていきます。まずは
Bluesky、AT Protocol開発助成金を発表 ――招待制廃止、連合機能の実装に続き、オープンな開発エコシステムによる成長がさらに加速 2024年3月6日、分散型SNS「Bluesky」は、同サービスの根幹となるオープンプロトコル「AT Protocol」の一層の開発拡大・促進を目指すために、AT Protocol開発を対象とした助成金を発表した。 開発促進のエコシステムとしての助成金 Blueskyは、2023年1月にiOS/Android版アプリとしてリリースされた分散型SNSの1つ。元々、Twitter共同創業者の1人であるJack Dorsey氏らが集まって始まったプロジェクトで、リリース当初は招待制のSNSとして、熱量の高いユーザを中心に限定した中でサービスが動いていた。 その後、後述のように招待性が廃止、さらにBlueskyの注目機能の1つである連合機能の実
イラストでわかる! Blenderの基礎知識 Blenderのコンストレイントの「ラティス」と「トランスフォーム変換」を使って、効率的にオブジェクトを動かしてみよう 本連載は、Blenderの基本的な知識・機能についてイラストを交えながら紹介しています。 前回は、ボーンコンストレイントの中でもボーンをほかのボーンに注視するような動きをつけられるものや、ボーンを伸縮させる動きがつけられるものを見ていきました。第30回目の今回は知っておくと便利な「ラティス」と、ボーンの動きをうけて別のボーンではほかの動きに変換できる「トランスフォーム変換」を見ていきます。 ラティス ラティスとは、簡単にいうと格子状の枠内に収めたオブジェクトを、格子状の枠を動かすことで手軽に動かせるようになる機能です。 直方体にラティスを適用させる方法を見てみましょう。頂点が多いほど滑らかに動かすことができるので、滑らかに
TL;DR Astro DBはDrizzle LibSQL(SQLite)互換 内部でAPIにSQLを送信している 仕組み上、Astroなしで無理矢理使うことができるがアンドキュメンテッドなのでお勧めしない Astro DBとは Astro DBはAstroが提供するフルマネージドなSQLデータベースです。Astro Studioというプラットフォームの一部で、Astroで構築するウェブサイトのバックエンドのDBとして利用できます。 ユースケースとしてはウェブサイトの問い合わせの保存先やコンテンツのマスターデータの管理などを想定していそうです 使い方は以下のドキュメントに載っています 静的なSSGでも動的なSSRでも使えます 以下のstudio-templatesリポジトリにサンプルプロジェクトがあります Astro DBのアーキテクチャ Astro DBはDrizzle ORMを拡張して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く