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  • 世直しウイルスに圧倒的感謝 | 774::Blog

    東京都で緊急事態宣言が解除されたということもあり、この 4 月からずっと今流行りのテレワークをしていたが、夕方からチラッと社に顔を出してみた。およそ 2 ヶ月ぶりの出社である。 久しぶりに外出してみると、桜の季節はとうに過ぎ、一足早めの夏が訪れていた。 ドン底まで落ち込んでいた株価も、収束後の世界を先取りして結構な水準まで回復してしまっている。もう少し低迷期が長続きしてほしいと思っていたのに、予想通りあっという間に戻ってしまっている。 あらためて実感したのが、カイシャという場所はクソほどに生産性が低く、自宅のほうがはるかに生産性が高いということだ。おそらくもう朝から丸一日ずっと出社することはないだろう。 生産性の比較みたいなのは、世の多くの人が書いているだろうから、あえてここでは書かない。 どうしても対面でおこなう必要があること以外は、わざわざ出社してやらなくていい。ただ、それだけだ。 自

  • 新型ウイルス騒動で良くなったことまとめ | 774::Blog

    世間では相変わらずウイルスが流行っているが、この新型コロナ騒動で自分にとって良くなったことを書き出してみる。 1) 不衛生な環境・文化が軒並み滅んだ スーパーでは今まで露出していた品が個別包装になった。あんなもの誰がペッペとツバを飛ばしているかわからない。不衛生極まりない。見た目には美味しそうなのだが衛生面に不安があった。そのようなものが、今回の件があってすべて個別包装になった。 パン屋ではかつて焼きたてのパンを露出したまま店頭に並べていた。これまた不衛生極まりない。品がそのまま不特定多数が行き交う店内に露出して並べられていたのである。信じられないことだ。 ホテルとかのビュッフェ形式みたいなやつも滅んだ。あれもガキや老人や行儀の悪い客が何をしたかわかったものじゃない。落としたり汚したものをそのまま戻しているかもしれない。よく他人を信用できるなといった感じである。 ついでに串カツの二度漬

  • 人生の大切なことは麻雀から学べる | 774::Blog

    麻雀人生の共通点。 ・手元に配られた牌で勝負するしかない。 ・手元の牌のうちどれを捨てるか選ぶことしかできない。 ・世界のすべての情報を把握することはできない。 ・どんなに注意深くても失敗するときはする。 ・大事故や災難を完全に回避することはできないが、確率を少しでも下げることはできる。 ・努力しても多くの場合は無駄になる。 ・あきらめて投げやりになると敗北は決定的となる。 ・たまたま偶然に大成功してしまうこともあるが、調子に乗れば長くは続かない。 ・リスクをとって攻めるかリスクを回避して守るのか、限られた情報をもとに判断を下すことが大切。 ・苦しいときもあきらめず、常に平常心と集中力を保つことこそが、長期的に見れば勝率の向上につながる。 みなさん、わかりましたか。 もし自分の置かれた状況がつらいなと思ったら、麻雀を思い出してください。

  • キーバインドがメチャクチャになってきた | 774::Blog

    今月からすっかりカイシャというものに行かない生活、いわゆるテレワークとなった。社では Windows 10 を利用、自宅では Mac あるいは GNU/Linux を利用している。 シゴトのやり方としては、普段利用している Mac から VPN 接続で Windows 環境に接続し、さらにそこから GNU/Linux を利用したりしているのだが、ただでさえ複雑なキーバインドがさらに複雑怪奇となってきた。現在利用している環境が WindowsMac 、 GNU/Linux のいずれであるかによって、キーバインドを変更する必要があるからだ。しかも自宅でもカイシャでも複数のマシンを利用しており、それによって OS も混在しているのだ。 特に厄介なのが日本語入力である。整理してみよう。 1) Mac Command+Space でトグル切り替え、あるいは左 Command 単体で英数、右 C

  • テレワークで進捗が伸びなくなったもの 1 つ | 774::Blog

    今年の二月にテレワークの話題を書いたが、あれから二ヶ月足らずであっという間に世の中はテレワーク一色。今年の流行語大賞はコロナ、自粛、テレワークあたりは確定かというレベルで世の中のありとあらゆるカイシャがテレワに移行。まさにびっくりするほどユートピアである。 自分の場合はというと、今までも満員電車を回避するために時差出勤とか普通にやっていたのだが、この空前のブームに乗っかりテレワ環境に我先へと移行。やってみるとなんだやれば出来るじゃん。あんなビルのフロアを丸々借りて高い地代家賃を払って人をぎゅうぎゅう詰めにする必要なんてなかったんや、そんな気持ちになっとります。きっとウイルスブームが収まってもなし崩し的にテレワを取り入れるカイシャも増えるのだろう。パンデミックで緊急事態宣言みたいな大災害に直面すると革新が起き時代が変わる。世の中大変だけど破壊的イノベーションというのは破壊してなんぼなんだなと

  • 投資方針書を作ったほうが良い | 774::Blog

    今回のような波乱相場でも積立投資は着実に根付いているようだ。素晴らしいことだと思う。 だいたい 10 年に 1 度くらいは市場に大きな波乱が訪れるので、このような時でも一切ブレない投資方針を貫き、淡々と同じ行動をし続けることが大切である。そのためには方針を文章に書いて残しておくのが役に立つ。いざというときに方針がブレないようになるためだ。 方針と言っても、人によって資産や収入の大きさや生活を取り巻く様々な事情、家や車やローンや家族の有無、年齢や残された時間など、リスク許容度や考え方はまさに人それぞれ異なることであろう。だから、どのような投資方針が優れているかと言うと、そんなもの人によるとしか言えない。 ただ、方針を書いておけば、いざというときに見直して自分の考えを再確認できる。これは誰にでもオススメである。 そこで自分の投資方針をここに書き記しておこうと思う。 もちろんこれは自分の場合であ

  • 二大よっちゃんについて | 774::Blog

    自分の中で神レベルとも言える偉大なるよっちゃんを二名挙げると、以下の二名だと思う。 ・青山剛昌(よしまさ) ・YOSHIKI(よしき) まず一人目のよっちゃんこと青山剛昌についてだが、彼はご存知名探偵コナンの作者である。不確かな情報ではあるが、足立区のタワーマンションにアトリエを構え、自身の寝室およびアシスタントの仮眠所、作業場所、キッチンとリビングがある。彼はすでに一生暮らせるほどの富を持ちながら、コナンを描き続けているのである。一時期、声優の高山みなみと結婚したが離婚している。子はいない。四人兄弟の次男であり、科学者の兄、実家の車関連の事業を継いだ三男、医者である四男とは兄弟仲良しである。 彼にとって真のシゴトは艦隊これくしょん、通称艦これの提督業である。この修業とも言うべきブラウザゲームに多額の課金をおこない、有名プレイヤーとして君臨している。気晴らしとして漫画イラストを描いたりし

  • パニックは意外と短期的に収束するかもしれない | 774::Blog

    一時はリーマン・ショックを超えるオオゴトだ、株式市場も暴落だ、実体経済にも想像以上に大きなインパクトがあるかもしれないと覚悟していたのだが、ここへ来て意外と短期的なパニックで終わってしまうかもしれないと思うようになった。 日人というのは大したものだ。少子高齢化でも世界のある意味最先端を走っているが、いろいろな意味で未だに世界を一歩リードしている国民なのかもしれない。 ひとつにはピークカットが成功したということが数値や実績で証明されたこと。 もうひとつは統制と冷静さだ。しかるべき専門家の意見にお上は愚直に従うし、そのお上が決めたことを忠実に従い実行する国民性。 この国に悲観的・批判的な意見を掲げる人間は多いが、まだまだ捨てたものじゃない。 ところで以下はドル円の日足チャート。 株価が暴落していることにはみんな注目するけれども、一時 112 円をつけたあと 101 円まで円高に触れた外国為替

  • 歴史的な大暴落がやってきた | 774::Blog

    気がついたら歴史的な大暴落が起きていた。 株式市場には 100 年に 1 度の大暴落というのがだいたい 10 年おきくらいにやって来る。前回は 2008 年のリーマン・ショックであった。 株価の下落スピードについてはリーマン・ショックを超えて世界恐慌並み、株価純資産倍率としてはリーマン・ショック並みである。 騰落レシオも見たことのない数字になっており、壊れかけのレシオとなっている。 <なにが起こっているのか> きっかけは皆さんご存知の新型コロナウイルス COVID-19 が原因であることは間違いない。 市場は最初これを軽視していた。実際のところ、ウイルスによる感染症がいつまでも続くわけはなく、短期的には景気が落ち込んだとしても世界経済の長期的な見通しは現在でもさほど変わらないだろう。 ただ、これは実はトリガーに過ぎず、これをキッカケとしてリセッションの引き金を引いてしまった。もともと各国の

  • ドル円を 集めて早し 最上川 | 774::Blog

    急速な円高が進んでいる。以下はドル円の日足チャート。 ほんの 2 週間前には 112 円台だったドル円はいまや 105 円台。 この 2 週間で 7 円動いていることになる。 リーマン・ショックは金融システム危機であり震源地は米国および欧州であった。 新型コロナショックは実体経済の危機であり震源地は中国、そして今や日である。 円高要因には違いがある。 考えてみれば不思議な話だ。 日の実体経済が危ぶまれているのに、通貨である円は安全資産としてどんどん買われているのだから。 ところで、以下は同じドル円の月足チャートだが、このようにスパンを変えるとだいぶ違う景色が見えてくる。 こういった動きは後々のために記録しておいたほうが良いだろう。

  • だいぶ良い水準まで来た | 774::Blog

    良い水準まで来ている。 昨年夏のバーゲンセールでは日経平均の株価純資産倍率 (PBR) が 1.0 倍割れ寸前まで来たものだ。現在、日経平均株価の解散価値は 20,700 円辺りであり、今年のコロナショックでもようやく日経平均の株価純資産倍率が 1.0 倍程度となっている。 株価というのは 5 年 10 年先の企業価値を織り込むものだ。たとえ今回のウイルス騒ぎで目先の業績が悪化したとして、それが果たして 5 年後 10 年後あるいはその先の企業価値を毀損しうるものと言えるだろうか。このあたりをよく考える必要がある。すなわち、優良企業・成長企業の株式に資金を投入するなら非常に良いタイミングと言えるだろう。こういうタイミングで買わないという人は一体いつリスク資産を購入するのだろうか。 ブログ記事は個人的なブログとして記述されたものであり、決して読者様に対し、何らかの商品または取引を強く勧誘・

  • パソコンはどこまで行ってもパソコンです | 774::Blog

    橘玲の「上級国民/下級国民」を読んだ。 あらためてわかったことは、橘玲はいま目まぐるしく進んでいるテクノロジーの進歩が無限に続くことを前提と考えるタイプの人間であるということだ。世の中には昨今エーアイブームというのがあり、多くの自称知識人エリートが世の中はいずれエーアイが発達して世の中を支配してなんかすごいことになると思っている傾向がある。 これは 1970 年頃に宇宙開発が目覚ましかった時代があったのだけど、その頃の自称知識人エリートたちは将来人類の半分が宇宙ステーションで暮らすと気で考えて予想していたし、未来において戦争するときは人型ロボットに搭乗してビームライフルなどで戦うと思っていた。 が、現代の我々なら当然わかるように、宇宙開発で人が月に立ったあたりまでは進歩がすごかったけれども、べつに現代の人類は月で暮らしたりしていないし、ある程度までいけば飽和状態となって進歩は止まる。富野

  • ウイルス流行ってる | 774::Blog

    ひとことで言うと騒ぎすぎであろう。 インフルエンザは、予防のためのワクチン接種が広く普及し、タミフルなどの治療薬もある。にも関わらず毎年 3,000 人以上の日人が死亡しており、ますます増加傾向にある。 一方、新型コロナウイルスは、感染力はインフルエンザより強いものの 80% 以上は軽症であり致死率は 2% 程度と低い。ただ、どのぐらいの影響が今後生じるのか得体が知れず、予防接種の準備もなく、治療薬も何が効くのか分からない。このような新奇性があり、人間の「認知の歪み」のため、より脅威であると感じてしまうのだろう。 株式市場は人間の心理を反映するため大幅なバーゲンセールとなっている。しかしそれでも日経平均株価は 22,000 円台であり、昨年夏のバーゲンセールより高い水準にあり、せいぜいバーゲンセール終了時あたりの水準に落ち込んだ程度に過ぎない。そう考えるとむしろ、いかに昨年の夏が買い場で

  • シンクライアントとテレワークの話 | 774::Blog

    典型的なエスアイヤー(パソコンかちゃかちゃ業界)であるウチのカイシャもウィンドーズのサポート切れをきっかけにシンクライアントの導入が急速に進み、いよいよ在宅でもシゴトができるいわゆるテレワークの体制が整ってきた。 シンクライアントといっても要するにベンダーの提供する仮想化基盤上の仮想マシン (VM) に専用線もしくは VPN で接続してギョームを実施するという話なのだが、そのような基盤を提供するベンダーはあちこち出揃ってきているし、技術的にはなんら障壁が無さそうである。つまりは技術以外の問題を埋めていく必要があるのだが、これは結構いろいろあってただ制度を作ればいいという単純な問題ではなさそうに思える。顔をあわせないとギョームできない日文化がダメとかそういう問題でもない。 たとえばウチのカイシャの場合、いわゆるゼネラリストにはシンクライアント専用端末を配布し、スペシャリストはそれとは別に開

  • パココンかちゃかちゃ業界シゴト環境ランキング | 774::Blog

    パココンかちゃかちゃ業界のことを通称エスアイヤーと呼んだりするが、この分野はひとくちにパココンかちゃかちゃと言っても当たり外れが激しい。 たとえば自社で開発をおこなっており勤務時間とか作業環境に裁量権があり自由が利くならかなり楽しく日々を過ごすことができる。 反対に、常に客先で監視の目にさらされ、ほぼ一切の裁量が無いようなところで暮らすのはいくらギョームとはいえ地獄である。 なにしろ長い時間を過ごすのだから、日々の生活レベルの差による影響は非常に大きい。 多少の給料や年収の違いなどより、クオリティ・オブ・ライフを追求したほうが幸せなのは言うまでもないだろう。 そこでパココンかちゃかちゃ業界におけるシゴト環境ランキングを考えてみた。 <天国> ・勤務時間に完全な裁量権がある。 ・職場環境を自由にセレクトできる。 ・当然ながら服装も自由。 ・事業が好調。 このような環境では人々の顔に影が無い。

  • 専業主婦は経営者、会社員はただの従業員 | 774::Blog

    昭和の頃からか知らんけど結構昔から、男は外で働くもの、女は家の内で働くもの、といった役割分担があったと言われる。そのせいか、外で働いてカネを稼ぐのと、家の中で家事育児をするのか、等価だと錯覚しやすい。下手すると働いてカネを稼いで来る側が誰のおかげでメシをえてんだとか暴言を吐いたりする事案もある。 実際には、会社員いわゆるサラリーマンと、専業主婦では、次のようなそもそもの違いがある。 専業主婦:家族を「経営」し、生命や人生といったものの最高責任者である。 会社員:株主によって選出された経営陣に雇用され、他人の事業に従事している「従業員」である。 ただ子に事を与えるだけ、寝かすだけ、それでも責任は重大である。さまざまな経営リスクを考慮し、真の意味で休みは存在しない。もし死亡など重大な事案があれば、罪に問われることもある。 一般の会社員は、業務の指示に従う。何かあれば上司が出てきて謝罪するし

  • 廃棄パソコンを集めて計算機クラスターを構築する | 774::Blog

  • 東京でリモートワークとかノマドとか流行るわけない | 774::Blog

    中国は大きい。 たとえば北京から上海まで 1,500 km 近く離れている。いちいち移動も大変だ。ちょっとした作業のために移動するくらいならリモートで作業したほうが良い。 アメリカは大きい。 たとえばニューヨークからシリコンバレーまで 5,000 km くらい距離がある。リモートで会話したり作業したりできなければ話にならない。 一方、日の場合、東京に人間が一極集中している。 たとえば西の新宿駅から東の東京駅までたった 10 km くらいしかない。離れた別の拠点でも東京メトロか都営地下鉄か JR に乗ればスイーッと目的地に着いてしまう。せいぜい数十分もあれば別の拠点に着くだろう。交通費も 100 円とか 200 円台だ。 環境が全然違うのだ。 東京のような場所では、きちんと設備や環境の整ったオフィス間を移動して目的地で顔を突き合わせながらシゴトを進めたほうが圧倒的に効率が良い。 だいたい薄

  • Cinnamon カレンダーアプレットの現在日時表示 | 774::Blog

    よく忘れるので備忘メモ。 Cinnamon デスクトップでは、デフォルトでカレンダーアプレットによって右下に現在日時が表示される。この日時の形式は、カレンダーにカスタムな日時のフォーマットを指定することでカスタマイズができる。 たとえばこのように %Y/%m/%d %A %H:%M などと指定すれば良い。 日付フォーマット形式の情報を表示を選択することで Date/Time Formatting の表示例を調べることができる。お好みの形式にすれば良いだろう。

  • 投了という文化 | 774::Blog

    将棋には投了というルールがある。これは事実上敗北が確定しているときに、あきらめて潔く負けを認めるというものである。戦国の時代にも、敗北が明らかであるときに、敵将に首を取られる前に潔く腹を切るような行動を良しとする文化が日にはある。美学と言っても良いだろう。 保釈中に外国に逃亡する前例は無いわけではない。戦後最大のフィクサーと呼ばれた許永中氏が例として挙げられる。顛末として彼は国外逃亡の二年後に身柄を拘束された。これが良い前例と言える。敗色濃厚なときに無駄な抵抗をするのを見苦しく感じるのはこのような背景によるものだし、前例にならえばかえってただ自分の首を締めるだけの結果に終わるのだ。 死刑以外において、あらゆる犯罪を自由刑の長さという量刑で一律に処置するという今日の刑罰は、一見非合理なように見えて、よくできているということがあらためてわかる。