タグ

ブックマーク / ruby-trunk-changes.hatenablog.com (19)

  • ruby-trunk-changes 2022-12-26 - ruby trunk changes

    今日は ruby のバージョンが 3.3.0 に上げられました。またいくつかの標準添付ライブラリのバージョンが更新されました。また Float#round のキーワード引数 half: :even を渡した時の不具合修正がありました。 [2a6dbf03a2] "Yukihiro \"Matz\" Matsumoto" 2022-12-25 23:46:59 UTC include/ruby/version.h の RUBY_API_VERSION_MINOR を 3 に更新しています。 3.3.0 の開発が開始されました。 [d8b55d11da] Nobuyoshi Nakada 2022-12-26 00:58:43 UTC minor version が更新されたので include/ruby/internal/abi.h の RUBY_ABI_VERSION マクロを 0 にリセ

    ruby-trunk-changes 2022-12-26 - ruby trunk changes
  • ruby trunk changes を git notes で閲覧する方法 2022版 - ruby trunk changes

    最初に説明抜きで結論を CRuby のリポジトリを git で clone した working copy で以下を実行します。 git remote add ruby-trunk-changes https://github.com/nagachika/ruby.git git config --local remote.ruby-trunk-changes.fetch '+refs/notes/commits:refs/notes/ruby-trunk-changes' git config --local notes.displayRef '*' git fetch ruby-trunk-changes git の使いかたにはいろいろ個人の好みがあったりとか既存の設定との相性があると思うので、よりこまかく設定したい人や背景を知りたい人は以下の説明も読んでみてください。 背景 毎日 C

    ruby trunk changes を git notes で閲覧する方法 2022版 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2021-12-25 - ruby trunk changes

    今日は IO まわりの C API の仕様変更や did_you_mean の更新、irb, reline の修正などのほかリリース用のツールの修正などがありました。 そして今夜 3.1.0 がリリースされました。 https://www.ruby-lang.org/ja/news/2021/12/25/ruby-3-1-0-released/ [548c8f5f7a] Samuel Williams 2021-12-24 13:26:06 UTC io.c の rb_io_maybe_wait() でイベントがなかった時の戻り値を Integer の 0 から Qfalse に修正しています。またついでに(?)拡張ライブラリ io/wait で rb_io_wait() の戻り値のチェックに RTEST() を使うようにリファクタリングしています。たぶん相互に直接関係はない変更ですよね?

    ruby-trunk-changes 2021-12-25 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2021-09-11 - ruby trunk changes

    今日は Hash リテラルに値を省略した記法の追加や、テスト用のライブラリに MiniTest のモジュールを利用していたのを Test::Unit 配下に吸収して利用するモジュール名を統一するようにする変更などがありました。 [3e038ab1c7] aycabta 2021-09-10 19:30:29 UTC irb で ":::" と3連続するコロンで自動補完が誤って "::" の続きとして候補を探してしまっていた不具合を修正しています。 [c09f8e56bc] git 2021-09-10 19:41:38 UTC version.h の日付更新 [967b9743fa] Burdette Lamar 2021-09-10 22:21:21 UTC Enumerable#to_a, #to_h, #inject の rdoc 用コメントの修正。inject の call-seq

    ruby-trunk-changes 2021-09-11 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2020-12-25 - ruby trunk changes

    今日はついに 3.0.0 がリリースされました。 https://www.ruby-lang.org/ja/news/2020/12/25/ruby-3-0-0-released/ そして master のバージョンは更新されて 3.1.0 の開発がはじまりました。 [c752d29bbf] Soutaro Matsumoto 2020-12-24 12:26:46 UTC bundled gem の rbs のバージョンを 1.0.0 に更新しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/3994 [bdbbfd1fa5] Nobuyoshi Nakada 2020-12-24 07:44:38 UTC Process::Status の実体である構造体 struct rb_process_status にメンバー error を復活させています。 子プ

    ruby-trunk-changes 2020-12-25 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2020-12-10 - ruby trunk changes

    今日は webrick を標準添付ライブラリから外す変更や Ractor 利用時のメモリ管理の調整、MJIT の linked list 管理の不具合修正などがありました。 [3156fb0f2c] Yusuke Endoh 2020-12-09 15:16:49 UTC fad3023e94c45e7f03478732f7641b6f39ba9d12 で同じテストメソッドを 2つ追加してしまっていたので 1つ削除しています。 [ruby-core:100312] [Bug #17218] [549118b3e2] git 2020-12-09 15:17:44 UTC version.h の日付更新 [bb489aca58] Kenta Murata 2020-12-09 15:24:36 UTC Memory View 機能の C API に rb_memory_view_get_it

    ruby-trunk-changes 2020-12-10 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2020-09-04 - ruby trunk changes

    今日はなんといってもお待ちかねの並列化機構 Ractor がコミットされました。 [79df14c04b] Koichi Sasada 2020-03-09 17:22:11 UTC みなさんお待ちかねの新しい並列化機構 Ractor がコミットされました。 [ruby-core:99449] [Feature #17100] Ractor については今日 RubyKaigi takeout でささださんが解説したセッションがあったので、そのうちアーカイブも公開されると思うので RubyKaigi の YouTube チャンネルに登録しておきましょう。 https://www.youtube.com/channel/UCBSg5zH-VFJ42BGQFk4VH2A/featured ざっくりと見所を探していくと、まず ractor.h で構造体 rb_ractor_t が定義されていて、こ

    ruby-trunk-changes 2020-09-04 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2020-08-31 - ruby trunk changes

    今日はバージョン番号を 2.8.0 から 3.0.0 に変更する matz のコミットやテストなどでのその対応がありました。 [585a659b1e] Burdette Lamar 2020-08-30 15:34:13 UTC Array の rdoc 用コメントで call-seq から alias のぶんを消したり不要なサンプルを消したり。 https://github.com/ruby/ruby/pull/3475 [9b88851c83] git 2020-08-30 15:34:36 UTC version.h の日付更新 [21c62fb670] "Yukihiro \"Matz\" Matsumoto" 2020-08-31 07:38:13 UTC include/ruby/version.h の RUBY_API_VERSION_{MAJOR,MINOR} を更新してバ

    ruby-trunk-changes 2020-08-31 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2020-04-10 - ruby trunk changes

    今日は => による右代入と Endless method definition という一行メソッド定義の記法という新しい文法が experimental というステータスで追加されました。またクラス変数で警告を出していた挙動を例外発生に変更しています。 [614d816a1f] Nobuyoshi Nakada 2020-04-10 01:37:15 UTC io.c の io_fwritev()、io_writev()、rb_io_writev() の argv 引数に const 修飾子を追加しています。 [230efaf2ae] git 2020-04-10 01:38:38 UTC version.h の日付更新 [63a5412db7] Nobuyoshi Nakada 2020-04-10 01:52:33 UTC fd0222caedf1be56faa004656bbf14

    ruby-trunk-changes 2020-04-10 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2019-12-26 - ruby trunk changes

    今日は matz によるコミットでバージョンが 2.8.0 に更新されました。また Hash#transform_keys に引数に Hash を受け取って変換を指示する機能が追加されました。 [537a1cd5a9] "Yukihiro \"Matz\" Matsumoto" 2019-12-26 01:55:58 UTC 毎年恒例となった matz による include/ruby/version.h の更新です。 暫定的に 2.8.0 に変更されています(次回リリースは 3.0.0 になる予定)。 あーそっか version.h の RUBY_VERSION は自動的に API VERSION を使うようになったから編集不要になったのか。 [dced0e5745] git 2019-12-26 01:58:26 UTC version.h の日付更新 [b25e27277d] Nob

    ruby-trunk-changes 2019-12-26 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2019-10-22 - ruby trunk changes

    今日は別のメソッドに引数をそのまま委譲するための記法 m(...) のような引数の書きかたの追加や Fiber#transfer の挙動のちょっとした変更のほか、NEWS ファイルの更新や整理がありました。 [f364564e66] Yusuke Endoh 2019-10-21 12:22:53 UTC Bignum な整数(今は Bignum というクラスはなくなったので内部的な表現が T_BIGNUM な Integer ということですが)の二乗を計算する時に整数の話によるオーバーフローを考慮しないといけない部分が残っていたのを修正しています。とても大きな数の二乗を計算するとその後の assertion にひっかかって rb_bug() で異常終了してしまう可能性があったようです。 [ruby-core:95453] [Bug #16269] [228ebdbf2f] Yusuke

    ruby-trunk-changes 2019-10-22 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2019-08-31 - ruby trunk changes

    今日はキーワード引数の将来(3.0?)の完全分離のために前段階として keyword rest 引数とオプション引数(通常の引数の最後に Symbol をキーにした Hash を渡すような形式)を keyword splat (**h のように2つのアスタリスクで Hash を展開してキーワード引数として渡す記法)や通常の引数として最後に Hash を渡す形式の相互の変換と、将来サポートされなくなる変換時の警告出力の追加、および明示的にキーワード引数を受けとらないことを宣言するメソッド定義の **nil という記法の追加などがありました。 キーワード引数の仕様変更についてはかなり込み入っているので正確なところは [Feature #14183] "Real" keyword argument を参照してください。ユーザーとしては、今後はメソッド定義もメソッド呼び出しもキーワード引数として定

    ruby-trunk-changes 2019-08-31 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes 2019-04-23 - ruby trunk changes

    今日は ruby のリポジトリの trunk が git がメインになったので、その関連の変更(のテストのためのドキュメントなどの無難な変更)が主でした。あと GC.compact の関連の修正や RUBY_REVISION を commit hash の文字列にする変更などがありました。 リポジトリが git になったのでリビジョン番号やアカウント名などもなくなったので、各エントリの見出しやタイトルもちょっと変わっています。 e949c084b5 Takashi Kokubun 2019-04-22 10:06:03 +0900 4c570abf77 の README.md のリポジトリの記述の順番変更を README.ja.md にも適用しています。 b26a7c8d86 svn 2019-04-22 10:06:50 +0900 e949c084b5 の行末の空白削除。 beaddd

    ruby-trunk-changes 2019-04-23 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes r67694 - r67701 - ruby trunk changes

    今日はバックポート用のツールの git 対応などがありました。 そしてソースコードの変更ではありませんが、ruby のリポジトリの trunk ブランチへのコミットが svn.ruby-lang.org ではなく git.ruby-lang.org に対して行なわれるようになりました。 そのため今日は svn に対して行なわれたコミットまでをエントリにしています。今日はこの後もう少しコミットがありますが、そちらは明日からのエントリに回します。明日からは ruby trunk changes のエントリの URL やタイトルのフォーマットなども少し変更になると思います。 k0kubun: r67694 2019-04-21 21:03:39 +0900 tool/merger.rb で cgit からパッチを取得するようにした時に差分からヘッダ部分を切り出すのに使った正規表現のマッチが失敗し

    ruby-trunk-changes r67694 - r67701 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes r67572 - r67600 - ruby trunk changes

    今日はなんといってもパターンマッチの文法が experimental ではありますが追加されました。これだけ大きな文法上の追加はひさしぶりのことです。また MJIT にも method inlining という今後主要な速度向上のキーになりそうな最適化の最初の実装が追加されています。 k0kubun: r67572 2019-04-17 02:01:05 +0900 r67566 で分離した mjit_compile_body() を利用して MJIT の method inlining を実装しています。ISeq 型の(つまり Ruby によって定義された)メソッド呼び出しが、末尾呼び出しである、ISeq が例外発生時に呼び元の control frame を pop しないタイプ(catch_except_p)である、ISeq のサイズが制限内であるなどの条件を見たした時に inlin

    ruby-trunk-changes r67572 - r67600 - ruby trunk changes
  • ruby-trunk-changes r65498 - r65515 - PB memo

    今日は bundler の default gem としての追加、Matrix/Vector の mutable オブジェクト化、標準添付ライブラリでの require_relative 利用などの変更がありました。 k0kubun: r65498 2018-11-02 21:21:59 +0900 README.md の CI のステータスバッジに Wercker のぶんも追加しています。 naruse: r65499 2018-11-02 22:30:48 +0900 標準添付ライブラリ drb のテストでわざと Timeout::Error を発生させるテストが ARM の CI でハングアップするらしくさらに assertion の外にタイムアウトをつけています。 marcandre: r65500 2018-11-03 02:51:56 +0900 r64796 の標準添付ライブ

    ruby-trunk-changes r65498 - r65515 - PB memo
    lugecy
    lugecy 2018/11/04
  • ruby-trunk-changes r60220 - r60317 - ruby trunk changes

    今日は Ruby 開発者合宿があったので、とてもたくさんの変更がありました。不具合修正に新規メソッドの追加と冒頭では書ききれないほどあるので、どこかで 2.5 の新機能として紹介されるのをご期待ください。 ちなみに今日は svn さんのコミットも含めて 98個もあり、ruby-trunk-changes 開始から最多を記録しました。 yui-knk: r60220 2017-10-21 01:22:22 +0900 branch coverage で分岐の位置を指定するなどに使うためと思われますが、parse した時にその token のカラム番号を NODE に保持するようにしています。大作ですね。 svn: r60221 2017-10-21 01:22:24 +0900 version.h の日付更新。 svn: r60222 2017-10-21 01:22:24 +0900 r6

    ruby-trunk-changes r60220 - r60317 - ruby trunk changes
    lugecy
    lugecy 2017/10/22
  • ruby-trunk-changes r57170 - r57183 - ruby trunk changes

    Ruby 2.4.0 がリリースされました。 https://www.ruby-lang.org/en/news/2016/12/25/ruby-2-4-0-released/ そしてさっそく trunk は 2.5.0 に突入しました。 数日前から調査されていた time.c の不具合修正や Integer#fdiv の僅かな精度の調整などがありました。 nobu: r57170 2016-12-24 20:56:12 +0900 time.c のデバッグ用の関数 value_insane_p() で RBASIC_CLASS() の結果のチェックで & を追加しています。 & 追加して 0 になることってあるのかな…。 nobu: r57171 2016-12-24 21:19:23 +0900 r57142 以降 time.c に追加してきた value_insane_p() などの

    ruby-trunk-changes r57170 - r57183 - ruby trunk changes
    lugecy
    lugecy 2016/12/30
  • Heroku で Rack アプリケーションを動かしてみた - ruby trunk changes

    もう WEB+DB PRESS vol.59 の Heroku 紹介記事はお読みになりましたか? Heroku というのは Ruby 版の GAE*1 みたいなもので、Ruby 製の Web アプリケーションをホスティングしてくれるサービスです。小さな環境なら無料で使用できます。わたしは Web アプリケーションにはあまり興味がなかったのでこれまで存在は知っていてても敬遠してきたのですが、ruby trunk changes をはじめてからコメントをコミット毎に保存するような支援ツールが欲しくて、iPad や iPod touch を含む複数の環境で入力できるという条件を考えると Web アプリケーションとして作る必要がありそうなので検討してみました。 記事を読むまで HerokuRails 専用のホスティング環境だと思っていたのですが、実際は Rack の上で動くフレームワークなら

    Heroku で Rack アプリケーションを動かしてみた - ruby trunk changes
    lugecy
    lugecy 2010/11/07
  • 1