ブックマーク / book.asahi.com (68)

  • http://book.asahi.com/booknews/info/special/2017062300001.html

    lummydays
    lummydays 2019/12/30
    『出版社情報 : ビジュアル満載で8万部 大修館書店『新全訳古語辞典』 - 吉岡秀子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト』
  • コラム別に読む : 新全訳古語辞典 [編]林巨樹・安藤千鶴子 - 永江朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    現代語訳で覚える こんな辞書に、高校生のころ出会っていたなら! 昨年の暮れに発売された『新全訳古語辞典』を読みながら、つくづくそう思う。 中年をすぎて初老にさしかかるころから、古典文学に親しむようになった。ときどき『源氏物語』や『伊勢物語』『平家物語』などを読んでみる。おもしろい。しかし、悲しいことに、よくわからないところも多い。日語なのに。とくに和歌は雲をつかむようだ。若いころ、もっと勉強しておくのだった。 『新全訳古語辞典』は中高生向け学習辞典である。老眼+白内障の眼にはたいへん見やすい。中高生だけでなく、中高年にもオススメだ。用例が豊富でわかりやすく、全訳、つまり現代語訳が載っているので現代語とのニュアンスの違いもわかる。重要語は「まとめて覚える!」「これで覚える!」などメリハリの利いた解説があり、これは受験対策か。 感心したのは敬語の解説だ。見取り図と図解によって、相手との関係や

    コラム別に読む : 新全訳古語辞典 [編]林巨樹・安藤千鶴子 - 永江朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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    lummydays 2019/12/30
    『コラム別に読む : 新全訳古語辞典 [編]林巨樹・安藤千鶴子 - 永江朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト』
  • https://book.asahi.com/booknews/update/2018052200005.html

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    lummydays 2019/04/29
    『本の記事 「歴史の転換期」全11巻刊行開始 BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト』
  • https://book.asahi.com/reviews/column/2018051900001.html

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    lummydays 2019/04/29
    『コラム別に読む 友だち幻想―人と人の〈つながり〉を考える [著]菅野仁 - 武田砂鉄(ライター) BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト』
  • 日本のロック熱は女子の〝好き〟エネルギーが作ってきた 映画「ボヘミアン・ラプソディ」公開を機に振り返る|好書好日

    映画「ボヘミアン・ラプソディ」から©2018 Twentieth Century Fox 映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開されて話題だ。イギリスのロックバンド、クイーン、そのヴォーカルのフレディ・マーキュリーに焦点を当てた伝記映画。なるほどクイーンは映画が作られるにふさわしいスーパースターだが、1973年のデビュー当時は国では全く人気がなく、評論家たちにも大不評で「グラムロックの残りカス」とまで書かれたとか。残りカスって……どうよ? よもや半世紀後に伝記映画が作られるとは、書いた評論家も思わなんだろう。 クイーンのフィーバーは日から世界へ そんなクイーンを最初に注目し、人気を獲得したのは、実はここ日。しかも音楽雑誌の女性記者の先見の明からだった。その記者とは東郷かおる子。後に、音楽雑誌「ミュージック・ライフ」の編集長となるが、1973年当時はそこの1記者だった。 「ミュージック・

    日本のロック熱は女子の〝好き〟エネルギーが作ってきた 映画「ボヘミアン・ラプソディ」公開を機に振り返る|好書好日
  • この漢字読める?「宛字」は日本人の情緒の賜物 杉本つとむさん「宛字百景」|好書好日

    文:志賀佳織、写真:斉藤順子 杉つとむ(すぎもと・つとむ)早稲田大学名誉教授 1927年、横浜生まれ。早稲田大学文学部卒業。早稲田大学文学部教授を経て、現職。オーストラリア国立大学招聘教授をはじめ、モスクワ大学招聘教授、オランダ・ライデン国立大学研究員、北京日学研究センター講師など、海外でも日語学の教員を務めた。『杉つとむ著作選集』のほか、『語源海』『蘭学三昧』『馬琴、滝沢瑣吉とその言語生活』など著書多数。 ――「こんな言葉にこんな漢字をあてるんだ」「え、この漢字ってこういうふうに読むの?」 と驚きながら、どんどん頁を繰っていってしまいました。漢字って面白いですね。 「宛字」というのは、中国の文字である漢字を、来の日語にあてた場合をいいます。日には来、文字というものがなかったんですね。そこに古代、中国から漢字が入ってきて、それを借用しました。借りた漢字で日語をどう活用する

    この漢字読める?「宛字」は日本人の情緒の賜物 杉本つとむさん「宛字百景」|好書好日
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    lummydays 2018/09/24
    五調、取次筋斗、家鹿、歌女、太田道灌 ⇒「がんじょう」「しどろもどろ」「ねずみ」「みみず」「にわかあめ」
  • コラム別に読む : 書店員に聞く 野球バカ一代 - 保科龍朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    同点の9回裏、無死満塁で打者のカウントもスリーボール。泣きっつらでマウンドに立ちつくしているのは俺!? 崖っぷち続きの人生、事あるごとに野球になぞらえてきた。そんな人たちが泣いて喜ぶ「野球バカ」の世界へようこそ。 ■ブックファースト新宿店 谷川薫さんのおすすめ (1)「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー [著]高橋秀実 (2)バンクーバー朝日軍 [著]テッド・Y・フルモト (3)打撃投手 [著]澤宮優 ▽記者のお薦め (4)左腕の誇り 江夏豊自伝 [著]江夏豊 [構成]波多野勝 ■ドサクサにまぎれて勝つ 東大は東京六大学野球のリーグ戦でなすすべもなく56連敗中である。 ところが、その東大への合格者数が32年連続全国トップを誇る開成高校野球部は2005年、全国高校野球選手権の東東京大会でベスト16まで勝ち進んだ。打力で圧倒して初戦から3連続コールド勝ち。5回戦でついに、この大会の優勝

    コラム別に読む : 書店員に聞く 野球バカ一代 - 保科龍朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 「アマゾンのすごいルール」 社員の善意より、仕組みづくりに重心|好書好日

    アマゾンのすごいルール [著]佐藤将之 アマゾン日上陸の2000年から約15年間、日法人に在籍した著者が綴(つづ)る内側から見たアマゾンの全貌(ぜんぼう)だ。 印象的なのは、「『善意』は働かない。働くのは『仕組み』だ」という創業者ジェフ・ベゾスの口癖が紹介されているように、社員の善意に期待する以前に、仕組みづくりに重心がおかれていることだ。 豊富な品揃(しなぞろ)え→顧客満足度向上→新規顧客増大→売り手が多く集まる→売り手同士の競争と規模の拡大によりコスト低減→低価格→顧客満足度向上。このサイクルを回す。利益は顧客に還元し、株主還元はほとんどないが、この仕組みが株主に支持される。 人材採用の仕組みも興味深い。「Customer Obsession(顧客へのこだわり)」から始まる14項目のリーダーシップ理念を明示。それを備えているかが基準で、学歴不問。2次面接は最大5人の面接官が1対1の

    「アマゾンのすごいルール」 社員の善意より、仕組みづくりに重心|好書好日
  • 「全脳エミュレーションの時代」書評 技術開発の影響を総力で考える|好書好日

    全脳エミュレーションの時代 人工超知能EMが支配する世界の全貌 上 著者:井上智洋 出版社:NTT出版 ジャンル:コンピュータ・IT・情報科学 全脳エミュレーションの時代―人工超知能EMが支配する世界の全貌(上・下) [著]ロビン・ハンソン これは大変に奇妙なである。多くの人は、最後まで読み通さないかもしれない。私自身、決して楽しく読んだわけではない。では、なぜここに紹介するのか? まずは、書のタイトルにある「全脳エミュレーション」とは何か。これは、ある個人の脳の細胞もシナプス結合も全部そっくりコンピューターにコピーし、それをもとにして働くAIを作ることを指す。つまり、人間と同じように機能する汎用(はんよう)AIを作る一つのやり方だ。 そもそも、そんなことができるのか、にわかには信じがたい。しかし、現在のAI業界でその努力がなされているのは事実。さらに、ある人の脳をそっくりコピーできた

    「全脳エミュレーションの時代」書評 技術開発の影響を総力で考える|好書好日
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    lummydays 2018/04/16
    『ある技術が出現したとき、それが全社会的にどんな影響を及ぼすのかについて、知力を結集して考えるという著者の態度』
  • 『アメリカ 「帝国」の中の反帝国主義』書評 自国は例外、強烈な歴史認識|好書好日

    アメリカ「帝国」の中の反帝国主義 トランスナショナルな視点からの米国史 著者:イアン・ティレル 出版社:明石書店 ジャンル:歴史・地理・民俗 アメリカ 「帝国」の中の反帝国主義―トランスナショナルな視点からの米国史 [編著]イアン・ティレル、ジェイ・セクストン 「われわれは帝国を求めない。帝国だったこともない」。イラク戦争時のラムズフェルド米国防長官の言葉である。世界随一の軍事大国が帝国ではない。疑問も湧くが、このような認識は米国では珍しくない。帝国と言うなら条件つきだ。曰(いわ)く、自由の帝国、慈悲深い帝国……。 その論理は次の通りだ。そもそも米国は、英領植民地が自由や人民主権を掲げ、独立を勝ち取って誕生した。共和国の領土拡張は、帝国ではなく自由の領域の拡大を意味した。西部の土地も自治を認められたし、米西戦争後に併合したフィリピンにも将来の独立が約束された。だから米国は帝国ではない、と。

    『アメリカ 「帝国」の中の反帝国主義』書評 自国は例外、強烈な歴史認識|好書好日
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    lummydays 2018/04/16
    米国は帝国ではない、という米国例外主義
  • 佐々木譲「砂の街路図」書評 時間が止まり、静寂な街に靴音が|好書好日

    砂の街路図 [著]佐々木譲 主人公は32歳、東京の高校の国語教師。2カ月前に母が亡くなり、遺品には亡き父に関するものがあった。横浜生まれの父は北海道の郡府(ぐんぷ)の大学に学んだ。卒業後は東京で堅実に働き、良き家庭人であった。ところが20年前、多くを語らず郡府に行き、同地で水死体となって発見された。警察は事故と判断したが、主人公は割り切れぬ思いをもった。父はいったい何をしにこの街に向かったのか。父の過去に何があったのか。主人公はひとり郡府を訪れる。 舞台となる郡府は想像の産物であり、「品のいい老嬢」と形容される「時間が止まった」街である。二つの大学を擁し、路面電車が通り、歴史的にロシアとのつながりが深く露人街がある。細密に描写されるその町並みを巡り、住人と関わりを持ちながら、主人公は父の謎を追っていく。 著者の佐々木譲は言わずと知れた、とびきりのストーリーテラー。幅広いジャンルを手がけ、2

    佐々木譲「砂の街路図」書評 時間が止まり、静寂な街に靴音が|好書好日
  • コラム別に読む : ひとかどの父へ [著]深沢潮 - 吉田伸子(書評家) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • コラム別に読む : きわこのこと [著]まさきとしか - 吉田伸子(書評家) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • コラム別に読む : いつかの人質 [著]芦沢央 - 吉田伸子(書評家) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • 「片手の郵便配達人」書評 ナチス時代、17歳が直視した群像|好書好日

    片手の郵便配達人 [著]グードルン・パウゼヴァング 森に囲まれたドイツ中部の七つの村を回り、ヨハンは郵便を配達する。1944年、17歳で入隊した彼は、すぐ前線に送られ、左手を失い、故郷に戻った。郵便鞄(かばん)を提げて彼が歩く道は美しい。花々や小川、乳搾りの描写は、絵のような印象を残す。そんな地方にも戦争の暗雲は、確実にその影を押し広げていく。 戦地からの消息を待つ人々に、ヨハンは戦死通知を届けなくてはならない。降伏までの10カ月、その数は増え続ける。キーゼヴェッターさんは、孫の戦死を受け入れられない。オットーはナチス親衛隊員で、彼に密告された人々やその家族に深く恨まれていたのだが、祖母にとってはかわいい孫なのだ。彼女はなかば意識的に、ヨハンをオットーととり違えるようになる。 村々には、負傷して帰郷し将来に絶望して死ぬ青年もいれば、戦地で英雄になることを望む無邪気な少年もいる。知的障害の

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  • 「プラハの墓地」書評 陰謀論の嘘にどう向き合うか|好書好日

    プラハの墓地 [著]ウンベルト・エーコ 今年2月19日に亡くなったウンベルト・エーコは、記号論学者であり、『薔薇(ばら)の名前』など世界的なベストセラーを残した作家でもあった。エーコが2010年に発表した書も、知的好奇心を刺激する仕掛けの中に、現代の日とも無縁ではないテーマを織り込んだ一級のエンターテインメント小説である。 ユダヤ人を憎む祖父に育てられ、イタリア統一戦争で父を亡くしたシモニーニは、祖父の死後、遺産を公証人に騙(だま)し取られた。仕方なく公証人の下で働き始め、文書偽造の才能を開花させる。偽の証拠を使ってでも政治犯を排除したい各国の秘密警察の目にとまったシモニーニは、やがてパリに向かい、ナポレオン3世の独裁、普仏戦争、パリ・コミューンの成立、そしてドレフュス事件など、歴史的な大事件の裏で暗躍していく。 謀略に加担したことで、祖父の言葉が真実だと確信したシモニーニは、プラハの

    「プラハの墓地」書評 陰謀論の嘘にどう向き合うか|好書好日
  • 「シャルリとは誰か?」書評 カトリックの衰退、異教の排撃を招く|好書好日

    シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 (文春新書) 著者:エマニュエル・トッド 出版社:文藝春秋 ジャンル:新書・選書・ブックレット シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 [著]エマニュエル・トッド トッドはこれまでの著作で、世界各地の社会の政治や思想のあり方を、4種類の家族形態の違いから、統計学にもとづいて説明してきた。すなわち、生産様式にもとづくマルクス主義的決定論を退けながら、家族内での交換様式(兄弟間の平等性など)が窮極的に観念的上部構造(政治や思想など)を決定するという見方をとっている。それによって、彼はフロイトやマルクスとは違った「無意識」の構造を照らしだす。思いもよらぬ省察がそこから生まれる。 書では、その手法によって、近年のフランスの国内政治が鮮やかに分析されている。2015年1月、過激派イスラム教徒が、イスラム教を風刺した週刊新聞を発行している「シャルリ・エ

    「シャルリとは誰か?」書評 カトリックの衰退、異教の排撃を招く|好書好日
  • 「世界の不思議な音」書評 「理」と「情」で解き明かす音文化|好書好日

    世界の不思議な音 [著]トレヴァー・コックス 〈音〉を言葉で説明するのは難しい。自然の音や楽音はさまざまな情感を呼び起こすから論理的に解説しづらく、いきおい、情感と理屈のバランスが取りにくくなる。だがこのは、音について語るときの〈情〉と〈理〉のバランスがすばらしい。珍しい音を求めて世界中を旅する音響学者の、楽しい科学エッセーだ。文体と内容も、一般向け科学啓蒙(けいもう)書とエッセーの中間ぐらいの、ほどよい堅さと柔らかさ。 音を求めて三千里の著者の旅は、イギリスとアメリカのコンサートホールから始まり、屋根や壁がないのに音が良く響くストーンヘンジのレプリカ、古い教会、かつての軍事施設、不思議な音を出すカリフォルニアの砂丘、マヤ文明のピラミッド遺跡が出す音、珍しい鳴き声の鳥が棲(す)むオーストラリアの乾燥林など、あらゆる場所におよぶ。さながら、音の世界旅行のガイドブック。 さらに著者は、音にか

    「世界の不思議な音」書評 「理」と「情」で解き明かす音文化|好書好日
  • 本の記事 : コンプリート・モータウン | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • 「コンサートという文化装置」書評 神聖化と固定化、背景をたどる|好書好日

    コンサートという文化装置 交響曲とオペラのヨーロッパ近代 (岩波現代全書) 著者:宮直美 出版社:岩波書店 ジャンル:芸術・アート コンサートという文化装置―交響曲とオペラのヨーロッパ近代 [著]宮直美 正直、小中学校のとき音楽の授業は苦痛だった。楽聖たちの肖像画が掲げられた教室で、教養として詰め込まれる知識、沈黙して鑑賞させられる名曲は楽しくなかった。現在、クラシックコンサートの主役は交響曲である。しかし、昔からそうだったわけではない。 書は様々な研究成果をもとに、劇的なオペラや即興的な超人芸など、娯楽性に富む見世物的な音楽に対して、楽譜に基づく真面目な器楽演奏が重視されるようになった経緯を明らかにする。各国の事情と演奏の国際化、イベントの興行と動員、セットリスト、出版業と著作権、批評や言説など、音楽をめぐる状況を分析し、19世紀に起きた歴史的な変化をあぶりだす。 こうして社会との

    「コンサートという文化装置」書評 神聖化と固定化、背景をたどる|好書好日