野菜・果物、フラボノイドの豊富な果物の摂取はうつ病のリスク低下と関連するのか? 国立がん研究センターは11月15日、野菜・果物およびフラボノイドの豊富な果物の摂取とうつ病との関連を調べた結果、果物およびフラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、うつ病が発症するリスクが低いことを明らかにしたと発表した。この研究は、同センターと国立精神・神経医療研究センターなどで構成される研究グループによるもの。研究成果は、「Translational Psychiatry」に掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) うつ病は、障害によって失われた健康的な生活の年数が循環器疾患と同じ程度で、個人にとっても国全体にとっても負担が大きいことで知られている。先行研究では、野菜や果物の摂取が、うつ病に予防的に働く可能性が示されており、とりわけフラボノイドというポリフェノール化合