■近視の目はもろい状態にある ところが、近視の人の眼球は伸び、網膜も伸びて薄くなっています。つまり、普通の人より、眼圧に対してもろい状態になっています。血流も悪くなっています。こうしたことが、神経が死ぬリスクを高めるといわれているのです。 さらに言うと、近視の人は緑内障の早期発見にも支障が出ることがあります。目の奥には視神経乳頭という部分があり、緑内障になるとこの凹みが大きくなるので、正視の人なら検査すればすぐ「おかしい」と気付けます。 ところが近視が強くなると、視神経乳頭の形状が変化してしまうことがあるのです。そうすると、緑内障が作った凹みが見つけづらくなり、結果的に診断が遅れてしまう可能性があるのです。 近視が病気であると聞いて、何か怖いだとか、ネガティブに受け止められる方も少なくないかもしれません。ただ、病気として注意喚起されるからこそ、近視のことをより理解しようとか、子どもが近視に
![世界では「近視は病気だ」と認識されつつあるのに、日本で目が悪いことが軽視されすぎている理由(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/31fa4175b3d50dda3b77fa184c6878cf44ba4caa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20240614-00759414-toyo-000-1-view.jpg%3Fexp%3D10800)