「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは? はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。 ※本記事は、「Chikirinの日記」において、2005年4月20日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。 “常識”や“先人の知恵”と言われることの中には、長年有効で変わらないこともある一方で、世の中の変化にともない通用しなくなってしまうものもある。その見極めが中々難しい。 身近な例では、料理法の常識なども結構変わっていると思う。昔、ちきりんが母に料理を習った頃は、「卵は1つずつ小さな入れ物に割って、血が混じっていないことを確認してから大きなボウルに移す」ように教えられた。 でも実際、血の混じった卵を見たことは、ちきりんは一度も無いです。つまり、最近はもうそ