山口県の西村亘副知事が来年の山口国体について「ヤシ(ずる)をしてでも1位を取る」と発言していたことが、同県の市民団体「みんなの県政をつくる会」の指摘で分かった。同会は撤回を求める申し入れ書を提出。副知事は12日、県庁を訪れた同会に陳謝した。 ■「有利にしてもらう」 「ヤシ」は、ずるいのほか「いんちき」や「不正」を意味する山口県の方言で、同会の福江俊喜筆頭代表世話人によると、県弁護士会が4月に開いた新役員披露パーティーの来賓あいさつで発言した。申し入れ書によると、副知事はパーティーで「昭和38年の山口大会の時は、わずかの差で2位だった」と述べた上に「(柔道やレスリングの)旗振り競技は、開催県有利にしてもらう」などと発言したとしている。 福江代表らとの公開の面談で、西村副知事は「モチベーションを高めるために発言した」と説明。「『違反してでも』という意味ではない。傷つけられる人がいれば、おわびを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く