米ボーイングがスマホ開発=「自壊」機能で機密保持 米ボーイングが開発中のスマートフォン「ボーイング・ブラック」(同社提供) 【シカゴ時事】米航空機・防衛大手ボーイングは27日までに、機密性を重視する政府機関などを対象に、スマートフォン(多機能携帯電話)「ボーイング・ブラック」を開発していることを明らかにした。端末の分解に対し、「自壊」機能を持たせたのが特徴。 同社が米連邦通信委員会(FCC)に提出した文書によると、スマホの販売対象は主に、政府機関のほか、国防や国土安全保障関連の政府部門との契約事業に携わる企業。スマホの分解を試みると、データが消去され、使用不能になる機能が作動するという。(2014/02/28-09:54)