あの、『ノストラダムスの人類滅亡の予言』は、その後どうなったか? 2000年に人類滅亡と大騒ぎしたのに、あれからおよそ10年、人類は何事もなく、めでたくオリンピックをやっています。 あの時、2000年を前にして、たくさんの『ノストラダムスもの』が出版され、ベストセラーが続出しました。テレビの特番は何本も作られ、その大部分に出演しました。 『ノストラダムスなどインチキ予言』と主張したわけです。 そして、ついにその時がやってきました。そうです。1999年大晦日。 この日の特番では、固唾を呑んでその時が来るのを見守りました。 しかし、もちろん、外には寒い北風が吹き出しただけで、人類滅亡どころか、明治神宮の新年は人の波でごったがえしでした。 ノストラダムス予言とやらを吹聴し、本を書いて世を欺いた輩はこの時、すごすごと去ってゆきました。彼らはその後、決して再び登場することはありませんでした。 ところ