1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:小さい食材で料理を作れば大盛りに見えるのでは
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:新幹線のパーテーションつきの席はコーヒーが置けて便利 > 個人サイト webやぎの目 春のパンまつりは日本中に5億枚の皿を配っている。日本の総世帯数が4885万なので、1世帯当たり10枚の春のパンまつりの皿がある計算になる。日本で有名な皿はジノリでもノリタケでもなくヤマザキだった。 この春のパンまつりヒストリーでは日本の社会の変化、それを反映したパンという構図が見えてちょっとした戦後史である。 > 1984年 男女雇用機会均等法を求める運動が活発化→簡便食→ランチパック > 1994年 バブル崩壊・ティラミスなど洋菓子ブーム→おしゃれでコスパがよいもの→スイートブール >
そこらへんの金網でラジオが聞けた、という記憶 一部のAMラジオ局が今月から暫定的に止まる、というニュースを聞いて思い出したのだ。 以前こどもとゲルマニウムラジオを手作りしたときに、うまく聞こえなくて送信所の近くまで行ったら聞こえたことがあった。で、試しにイヤホンをそこらへんの金網に直接つけてみたらそれでも聞こえたのだ。なんだこれでいいじゃん、となった記憶がある。 この機に、それが本当だったのか試してみたい。 思い出の場所に行く さっそく現地にやってきた。 埼玉県川口市にある、文化放送のラジオ送信所だ。駅から30分歩いてやってきた。 記憶では、ここに見えているあらゆる金属にイヤホンをくっつけたらラジオが聞こえたのだ。金網とか、ガードレールとか。 ちなみにくっつけるイヤホンはこんなやつだ。 クリスタルイヤホンといいます 弱い電流でもうまく音に変換してくれるイヤホンだ。両端がクリップになっている
科学と化学が、同じようなシーンで使うのに、どっちも「かがく」という読みであり、伝えにくい……こういうことって、よくありますよね。 でも、大丈夫。化学の方を「ばけがく」とわざと読む読み方があるんです! これは便利! こういう言葉って他にどんなのがあるのか気になったので、調べてみた。 「説明読み」と言われているらしい 化学と科学が紛らわしいので、化学の化をわざと訓読みして、ばけがくと読むみたいな言葉。ウィキペディアを調べると「説明読み」と呼ばれているらしい。(武部良明「二字漢字語の音訓読み分けについて」) 正しい読みかたではないけれど、紛らわしさをさけるため、わざと読みを変える。 すぐ思いつくのは、私立と市立の読み分け。私立を「わたくしりつ」、市立を「いちりつ」と読み替える例だろう。 テレビのニュースなどでは、なんの説明もなく「わたくしりつの学校で〜」というふうに普通に読み上げるので、もはやこ
アメリカ最大の都市、ニューヨークですが、このニューヨークの語源をたどると「エブロス」になるということがわかりました。 エブロスがどうやってニューヨークになるのか……さっぱりわかりませんが、順を追って説明すると「そういうことねー」となったので、紹介します。 ニューヨークは、ヨークが語源 まず、現在のニューヨーク(New York)ですが、元々はニューアムステルダムと呼ばれていました。アムステルダム、ということはつまりオランダの領地だったわけです。 ニューヨーク市の旗。オランダのプリンス旗がモチーフとなっている。ちなみに、紋章に書かれている1625は、オランダ人がアメリカインディアンから土地を奪い取り、ニューアムステルダムとして建設を始めた年。ニューアムステルダム以前、現地の先住民はマンハット、マンナハッタ(マンハッタン島の語源)などと呼んでいたと言われる ニューアムステルダムは、1664年、
1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:崎陽軒のしょうゆ入れはミンティアのケースになる > 個人サイト 右脳TV テレビで秋葉社長を見るときは「平和なとき」 やってきたのは東京都練馬区にある「アキダイ 関町本店」。出迎えてくれたのは、もちろんこの方である。 株式会社アキダイ 代表取締役の秋葉弘道さん! 朝の情報番組、昼のワイドショー、夕方のニュースで見かける、「あのスーパー」の「あの社長」である。 もはや、法事でしか会わない親戚のおじさんよりも顔を見ているのではないか。 取材にうかがったのは平日の開店時間(朝10時)。既に開店を待つお客さんが並んでいる。 秋葉さん 平日はいつもこんな感じですね。特売のときはスゴいですよ。朝9時の段階で20
1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。飲食物全般がだいたい好きだという、ざっくりとした見解で生きています。とくに好きなのはカレー。(動画インタビュー) 前の記事:成城石井の納豆がふっくらしていてうまい > 個人サイト たぶん日記 場所は種子島の南のほう まずはこのGoogleストリートビューを見てほしい。 犬が元気よくGoogleストリートビューの撮影車を追いかけている。2014年に撮影されたものだ。 話題になったのは、撮影から4年が経った2018年のこと。 現場はだいたい下の地図のあたり。砂坂漁港という場所だ。 その当時「犬がかわいい」「とてもかわいい」とTwitterがわき、いくつかのメディアが記事としても取りあげた。
漢字表記すると意外 というわけで、ざっと調べて一覧表にまとめてみました。備考欄が由来です。 もちろん、これが全てではないことをお断りしておきたいのと、(自分の)わかりやすさを優先してまとめたので、細かなまちがいがあるかもしれません。(優しくご教示ください) とりあえず、こうやってざっとまとめたところで、ぼくの気は済んでしまっています。特に書くこともないのですが、それではあんまりなので、気になったものをいくつか調べて紹介したいとおもいます。 ニトリは湿地 家具、インテリアの販売で現在全国に店舗を広げている「ニトリ」ですが、これは、創業者の「似鳥(ニトリ)」さんの名字が由来です。 ニトリ(Wikipediaより) 似鳥は、あまり見かけない名字ですが、北海道、北東北三県に多い名字となっています。 似鳥さんの名字の発祥は、岩手県二戸市似鳥だそうです。 山間に開けた農村といった感じですが、残念ながら
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:カニとエビの足は麺棒を使えば簡単に身を取り出せる > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 農業書というジャンル 旅系の本、自己啓発の本、歴史書など、本にはいろいろなジャンルがある。自分の好きなジャンルが誰にでもあるのではないだろうか。それぞれのジャンルにマンガや雑誌、小説などがあると思う。 農文協・農業書センターに来ました! 今回訪れた本屋さんは「農文協・農業書センター」。名前からもわかるように農業書に特化した本屋だ。雑誌もマンガも辞典も自己啓発のような本も並ぶけれど、全てが農業に関わりのあるものしか並んでいない。 全部農業書です!!! 農業書センターは東京の神保町にある。1994年にオープンして、現在の場所で
手前から奥へと、真っ直ぐ伸びる線路を想像してほしい。 遥か彼方で、線路の2本のレールが交わるようにみえるだろう。平面上の2本の平行線がずっとずっと遠くで交わる点、これを無限遠点と呼ぶ。 数学を考える上で必要だからと、理論上そういう点が存在することにしたのであって、現実に無限遠点を確認することはできないはずだった。 が、しかし。人面犬をも生み出したと噂される科学都市つくばに、無限遠点が実在したのである。 2本の平行線を限りなく遠くまで辿っていった先にあるとされる、無限遠点。無限というくらいだからそうやすやすとはお目にかかれないのだが、つくば市では無限遠点を実際に見、踏みしめることができる。 つくば市の平行線といえば、つくば駅を挟むようにつくられた学園東大通りと学園西大通りだ。 道幅やロードサイドの風景がよく似ていて、つくば初心者の方向音痴は、道を覚えるまでしばらく悩まされることになる。 通り
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:鯉をありがとう ~佐久鯉の甘露煮をまるまる1本いただく > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes ねえ、これ、なんだと思う? 冒頭で述べたタイプのパッケージのヨーグルトを購入した私は、そのまま、デイリーポータルZ編集部へ向かった。 編集部員の安藤さんが仕事をしている。遠くから、呼んでみよう。 安藤さん、安藤さん、これ、なんだと思う。 安藤さんは、「?」という様子。 「え、シャンプーですか。詰め替えるやつ」 よく見てください。これ、これだよ。 「なんなんですか、おしゃれなパッケージだし、洗剤じゃないんでしょう? リンスですか」 せめてコンディショナーと言ってほし
一般にフランスパンと呼ばれるバゲット、パリジャン、バタールなどは、常温で放っておくとすぐに石化してしまう。最近、フレンチトーストにすればおいしく蘇生できることに気がついた。 バゲットが、ゴッチゴチなのである。 バゲットは冷凍保存せずにいると、みるみるうちに硬くなる。この写真の個体もそうだ。一見普通のパンだが、パン切り包丁で叩くとカン、カンと金属のような音がする。 「霧吹きで水をかけてラップをしてレンジにかける」とか「濡らしてアルミホイルに包んで温める」とか、バゲットをやわらかくする方法はいくつか知られているようだが、ここまでくるとちょっと水をかけたくらいでは戻らない。乾きの権化として君臨しているようなパンだ。 こんなとき、フレンチトーストにしてしまえばおいしく食べられることに気がついた。今回はそのレシピをご紹介したい。 まずはパン切り包丁で2〜3cmの厚さにバゲットを切る。この工程について
スリランカに行ってきた。 スリランカは仏教国として紀元前からの歴史を持ち、各地に数多くの仏教遺跡が残っている。 また、山間部で生産される紅茶はセイロンティーとして世界的に有名だ。 そして、何より人が穏やかでやさしい国。 今回、そのスリランカに行くにあたり、私はぜひとも行ってみたいと思っていた場所があった。 スリランカの首都、スリジャヤワルダナプラコッテである。 スリジャヤワルダナプラコッテ。 その舌を噛みそうな名前だけでも興味が湧くところだが、 この首都、なんと首都でありながら国会議事堂以外にはほとんど何も無いらしい。 これはもう、行ってみるしかないだろう。 ※2007年7月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなっ
1984年大阪生まれ。2011~2019年までベトナムでダチョウに乗ったりドリアンを装備してました。今は沖永良部島という島にひきこもってます。(動画インタビュー) 前の記事:コンテナは即席防風林!台風銀座あるある > 個人サイト AbebeTV おきのえらぶ島移住録 べとまる おさらい的にまずは描いてみる ひらがなが分かれば誰でも描ける、へのへのもへじ。 迷うことなく描ける うん、「へのへのもへじ」がまんま絵描き歌になってるもんな。誰でも描ける。 うん、「へのへのもへじ」がまんま絵描き歌になってるもんな。誰でも描ける。 さすがプロだ、歌川広重。歴史に名を残す画家に「プロ」と呼ぶとかえって怒られそうだが、へのへのもへじでも、トメを活かした目とか、鼻柱とか、神は細部に宿るってこういうことだな。これ、厳密には「へのへのもへいじ」で、アゴのシワに当たる「い」も効いている。 クメール語のソーソーコー
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ハワイで浮かれる(デジタルリマスター)
普段「あれ」や「これ」で呼んでいるものだけを集めたかるた 突然だが、これの名前をご存知だろうか。 お酒やさんによくあるやつ。 正解は杉玉。別名、酒林ともいうらしい。 こんな感じで、そのあたりでよく見るが実は名前がわからないものは多い。 こういう「名前がよくわからない」ものだけを集めたかるたを作ってみた。 画像集めに苦労するかと思ったが、けっこういらすとやにあってびっくりした。 普段「あれ」とか「これ」とか呼んでいるものだけを集めたかるたができた。 いざ、このかるたをやってみよう! それぞれの専門知識が急に活かされる事態が発生 まずは友人を集めてみる。 近所に住む友人たち。これから何をやるのかは全然知らない。 説明するのが面倒だったので、詳しいことは説明せずにとりあえず「かるたをやろう!」といって集まってもらった。 急に並べられるかるたたち。 並べた時点ですでに「これに本当に名前があるのか」
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