遺伝子組み換え種子(GM種子)をはじめ強力な除草剤や殺虫剤など、最先端の農業技術を抜きにしてもはや今日の農業は成り立たないともいえる。しかし、健康や地域へのリスクを憂慮し、こうした最先端農法に異を唱える声や反対運動も少なくない。そして実際に、世界の各地で遺伝子組み換え作物(GMO)農業技術の禁止が相次いでいる。 ■地元先住民たちの抗議活動が巨大バイオ企業に勝利! GM種子の使用を前提とした農業技術が世界的に普及している昨今だが、そこで最も懸念されているのが、強力な除草剤や殺虫剤が及ぼす健康や土壌への悪影響である。GM種子は単独で品質や収穫量に貢献するばかりでなく、遺伝子操作技術によってこうした強力な除草剤に耐えられる強さも獲得しているのである。ちなみにGM種子生産販売の最大手であるモンサントはGM種子と共に、「ラウンドアップ」という商品名のグリホサート系の除草剤を“セット販売”している。
![メキシコ先住民がモンサント社に勝訴、EUも遺伝子組換え作物排除へ! 3代目当主の死去でロックフェラー家の人類支配に終焉の兆しか!? - TOCANA](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ded2ff5436541ec704f62080441a3baecfaf9453/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftocana.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F02%2Findigenousactivists4.jpg)