読売新聞の記事によると、2014年度の入試で原子力関係の大学・大学院の受験者数が増加に転じたことがわかったそうだ。 原子力関係の大学・大学院の受験者は東日本大震災以降減少を続けていたが、2014年度の受験者数は震災前の水準を上回る892名だったという。文部科学省では「安倍首相が原発再稼働の方針を明確にしたことで、原子力産業で働くことへの学生の不安払拭につながった」と分析しているとのこと。全国で「原子」のつく学科や専攻を持つ大学は10校あり、定員は合計302名。2011年度の受験者は822名だったが、2012年度は737名、2013年度は691人に減少。福島第一原発の廃炉作業への影響も懸念されていた。