SLAM (Simultaneous Localization and Mapping, 自己位置推定と環境地図作成の同時実行) とは文字通り移動体の移動体の自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術の総称です。SLAMを活用することで、自動運転、自律移動ロボット(AGV)、ドローンなどをはじめとした移動体が未知の環境下での環境地図を作成し、自分がどこにいるのか、周辺がどうなっているのかを把握することができます。構築した地図情報を使って障害物などを回避しつつ、特定のタスクを遂行します。 SLAMを活用する上で知っておきたい3つのことについて解説していきます。 SLAMは技術的には古くから研究されていましたが、近年、コンピューターの性能が向上し、かつ、カメラやレーザーレンジファインダーなどのセンサーが低価格で入手可能になったことで、様々な分野に活用が広がっています。また、SLAMの特徴として
2022年3月期第2四半期決算説明 項大雨氏(以下、項):みなさま、こんにちは。Kudan代表取締役の項でございます。2022年3月期第2四半期の決算説明をさせていただきます。 まずはじめに、メタバースが新たなバズワードになるなどしたこの数ヶ月ですが、現実空間とデジタル空間が地続きとなり、さらにはその複合空間にロボットも入り込んでいくというのは、ますます避けられない、テクノロジー業界の巨大な潮流となってきました。 人間の空間、仮想のデジタル空間、ロボットの空間の3つが入り混じることにより、Kudanが取り組んでいる人工知覚、すなわち機械の目による空間位置認識の重要性が増しています。そのような中、Kudanとしては、業績の回復とともに技術の実用化に向けた動きと、業界内でのポジション固めが一段と進んだ四半期となりました。 ハイライト / 事業開発 (1/3) 村井太郎氏(以下、村井):執行役員
国際ロボット競演会「ワールド・ロボット・サミット(WRS)2020」にはベンチャー投資におけるデューデリジェンス(企業価値査定)部門の研究者も参戦している。ソフトバンクのテクノロジーベンチャーの価値を計る部隊が、自分たちでもロボットを開発して競技会に挑戦する。投資家と開発者の関係ではなく、開発者の中に開発者として入ることで見える世界が変わる-。ロボットベンチャーへの投資プロセスを変える分岐点になるかもしれない。 「ロボット技術の評価は自分で作ったことがないとできない。デューデリに開発者が必要な分野だ」とソフトバンクのチーフサイエンティスト室の沼井隆晃氏は説明する。WRSにチームリーダとして参戦している。 一般的に、投資会社は数千万円から数億円程度の少額出資でベンチャー側の経営実態を把握する。だがソフトバンクには実際にロボットを開発して鑑識眼を磨き、競技会場で技術水準を調べる部隊が存在する。
2021年3月期決算説明会 大野智弘氏:おはようございます。代表取締役の大野智弘でございます。本日はお時間をいただき、ありがとうございます。2021年3月期は非常時の1年間ではありましたが、我々はこれを好機と捉え、技術、組織、市場、顧客、そして財務と、社内が各領域でテコ入れを行った1年でした。 去年は「絶好調」という言い方をしましたが、今年も同じように言えると思います。我々の期待どおりに進捗し、市況にも十分対応できたとまとめられます。技術会社としての鋭さ、深さも順調に進捗しており、将来に向けてより筋肉質になったと自負しています。 少し難しいのは、一般的な技術サービス会社やアプリ、プロダクトを提供する、いわゆるIT会社とは違い、我々はDeep Techの企業です。我々が注力する指針、KPIはかなり異なっていることをご理解いただきたく思います。 我々の顧客市場では、もちろんこの市況で新規技術へ
*単位:円、百万円。当期純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。以下同様。予想は会社側予想。事業環境の不透明さ、既存及び新規案件の進捗についての不確実性を考慮し、売上高のみをレンジ形式で開示。 Kudan株式会社の会社概要、2021年3月期決算概要、成長戦略、項CEOへのインタビュー等をご紹介致します。 目次 今回のポイント 1.会社概要 2.2021年3月期決算概要 3.2022年3月期業績予想 4.成長戦略 5.項CEOに聞く 6.今後の注目点 <参考:コーポレート・ガバナンスについて> 今回のポイント機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP、Artificial Perception)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業。今後予想される多様な需要の拡大にフレキシブルに対応可能な点や、AP(人工知覚)のプロフェッショナル集団
企業名 Kudan株式会社 代表者 項 大雨 所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目10番15号 事業内容 機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業。 人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるもの。 高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進。 決算期 3月 業種 情報・通信 webサイト https://www.kudan.io/jp/
Kudan株式会社 ~PEPSI,Dyson,Fordなど世界的大企業が導入するコンピュータビジョン・AR/VR技術を開発するスタートアップ企業~ 大野 智弘(おおの ともひろ)/大学卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。コンサルタントとして東南アジア、アメリカ、ヨーロッパにてコンサルティング業務に携わる。2001年、イギリスのベンチャー企業に役員として入社。2011年イギリスのブリストルにてKudan Limitedを創業、2014年に日本にKudan株式会社を設立し、同社代表取締役CEOとして現在に至る。Kudan Limitedが独自開発したARエンジン(Kudan Engine)は世界的大企業を始め、多くの企業に採用され、ヨーロッパで数々の賞を受賞するなど、AR技術のリーディングカンパニーとして各方面から注目されている。 Kudan Limited(英国)は、高いコンピュータビジョ
有料会員限定。2020年秋号に掲載されたすべての銘柄と巻頭・巻末のサマリー情報、ランキングなどをご覧いただけます。
有料会員限定。2020年夏号に掲載されたすべての銘柄と巻頭・巻末のサマリー情報、ランキングなどをご覧いただけます。
有料会員限定。2020年春号に掲載されたすべての銘柄と巻頭・巻末のサマリー情報、ランキングなどをご覧いただけます。
有料会員限定。2020年新春号に掲載されたすべての銘柄と巻頭・巻末のサマリー情報、ランキングなどをご覧いただけます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く