無登録の象牙売買に悪用されたのは、日本最大級のオークションサイト「ヤフオク!」だった。国際的な野生生物保護団体は、サイトを運営するヤフー・ジャパンに象牙取引の禁止を求めているが、取引は今も続いている。 ワシントンとロンドンに拠点を置く団体「環境調査エージェンシー」(EIA)は昨年、ヤフオクで落札された象牙や象牙の加工製品の数の調査結果を公表した。ヤフオク全体の落札件数は頭打ちとなる中、象牙の落札件数は2005年から15年にかけて、7倍以上に急増。この間に取引された象牙はゾウ約7千頭分に相当するといい、加工製品を含む落札額は15年に7億円を超えた。 全形の象牙は、環境相への登録… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。