英ロンドンのロンドン博物館で展示される油脂の塊「モンスターファットバーグ」の一部(2018年2月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / Daniel LEAL-OLIVAS 【2月9日 AFP】英ロンドンのビクトリア時代に造られた下水管で昨年見つかった重さ130トン、長さ250メートルもの油脂の塊の一部が9日、ロンドン博物館(Museum of London)で公開される。胃の強い歴史愛好家にはおすすめの展示だ。 下水管を詰まらせる油脂の塊は氷山(アイスバーグ)になぞらえて「ファットバーグ」と呼ばれるが、今回の塊はその怪物級の大きさから「モンスターファットバーグ」と呼ばれている。 見つかったのは、ロンドン東部ホワイトチャペル(Whitechapel)の幹線道路の下を走る下水管。食用油脂とティッシュペーパーが混ざり合って岩のように硬くなった塊について、水道大手テムズ・ウォーター(Thame