【ニューヨーク共同】ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の米国法人は3月30日、社名を「ボルツワーゲン・オブ・アメリカ」に変更すると発表した。電気自動車(EV)への流れを加速させる中、電圧を表す単位のボルトを掲げたことが会員制交流サイト(SNS)などで話題を呼んだ。だがその後、実はエープリルフールの冗談だと明らかにした。米メディアが報じた。 成長が期待されるEV関連ニュースとして投資家が鋭く反応し、VWの株価は一時、大幅に上昇した。 うそに振り回された形となったメディアの一部は、株価操作に当たる行為として米証券取引委員会が問題視すべきだと訴えた。