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  • 「脳トレ」に効果なし:英国での大規模な疫学的調査がもたらした結論と今後の展望(追記5件あり) - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - reviews & issues】 元論文:Putting brain training to the test (Owen MA, Hampshire A, Grahn JA, Stenton R, Dajani S, Burns AS, Howard RJ, Ballard CG, Nature. 2010 Apr 20: DOI) 関連記事:No gain from brain training (Nature News. 2010 Apr 20) “Computerized mental workouts don’t boost mental skills, study claims.” 国内報道:「脳トレ」効果に疑問…英で1万人実験 - 読売

    machida77
    machida77 2010/04/21
    まずは第一歩。先日の朝日新聞の記事から推測するに、川島隆太は反証となる研究をまともにすることはないだろう。企業や自治体関係の商売が成り立つ程度に取り繕うだけだと思う。
  • 「治療は結果が全て」というのなら医学的に信頼できる疫学調査を実施すべきであって、代わりに詭弁を弄するというのはおかしい(追記3件あり) - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究- issues&ニセ科学問題】 脳ブームに「待った」 学会「根拠示す配慮を」 - 朝日 2010年3月21日の朝日新聞の「代替医療のトリック」の書評に若干の違和感を覚えた - 三余亭 「脳ブーム」絡みの論争はだいぶ見てきたわけですが、最近特に注目を集めているのが藤田一郎先生の『脳ブームの迷信』を発端とするディベート。このが有名になった理由は言うまでもなく、「脳トレ」批判を明確な形で展開しているところだと思います(もっとも「脳トレ」批判は坂井克之先生の『脳科学の真実』でもなされていましたが)。 ということで、この記事でも藤田先生・坂井先生から寄せられたコメントを掲載して、「脳ブーム」の問題点を指摘しているようです。以下引用。 藤田教授は、脳トレが専門用語を交

    machida77
    machida77 2010/04/20
    ごもっとも。あの種の検証せずに商売を優先するための詭弁はフリーエネルギーマシンやインチキ代替医療で見られる定番の言い訳で、発言者の信頼性を下げる意味しかない。
  • 占いと霊能力と脳科学は同列?:「似非脳科学」が神経科学不信のトリガーを引いている - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 男脳・女脳ブームに透けて見える「排除の論理」 / そのはてブ - 日経ビジネスオンライン その他ニュース:インチキ脳科学者を放置した結果がこれ - 品安全情報blog 「脳科学」 vs. 「神経科学」 - Googleブログ検索 脳文化人 - 大竹文雄のブログ 僕は自分のRSSリーダにGoogleブログ検索からのRSS feedもいくつかのキーワードごとに入れてあって、headlinesを書くついでに流し読みでチェックしているんですが、目に留まって読んでみたら思わずギクッとしたのがこの日経ビジネスオンラインの記事。 はてブを見るとこの人物自身に対する悪評が目立つのですが・・・ここではその点は置いときます(当blogはジェン

    machida77
    machida77 2010/02/09
    確かに最近のメディアでの「脳科学」という用語の扱いも占いに近い(JRのトレインチャンネルの「1min.脳科学」とか)。まともな研究の実態が知られず、こうした流れが続きそうで怖い。
  • 本物の「神経科学者」「脳の専門家」であるかどうかを見分ける方法 - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 その人物が「似非脳科学者」の条件に該当しないかどうかチェックする PubMed or Google Scholarでその人物の業績をチェックする 2で引っかかった業績の中で、その人物が1st author(筆頭著者)かcorrespoding author(責任著者)を務めているものが多いかどうかをチェックする 僕もブクコメつけちゃったんですが、こんなblogエントリが話題を呼んでいたようですね。そこでちょっと議論になっていたのが、「○○という人物が神経科学者or脳の専門家であるかどうかを見分けるにはどうしたら良いか?」というポイント。 他の人も書いていましたが、「似非脳科学者」かどうかを見分けるのは以前エントリにした通り割

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    machida77 2010/01/08
    学生が役に立つ先行研究を探すための手立てに通じる(やってくれる学生は少ないけど)。
  • 構成員リストなき「Brain Science審査会」とは一体何者なのか? - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues】 日経プレスリリース - NIKKEI.NET TAKESANさんから情報提供をいただきました。どうも、そのプレスリリースの内容がゆえに科学リテラシー関係者の関心を惹いているようですね。ひとまず、皆様にはリンク先のプレスリリース全文をお読みいただければと思います。 で、こんなエントリを立てるぐらいだから僕が懐疑的に見ているということは、賢明な読者の皆様ならおわかりのことでしょう。  僕が「?」と思ったポイントは以下の2点です。 「Brain Science審査会」とは誰がメンバーなのか? 「Brain Science審査会」は何を担当しているのか? まず1点目。どれほどプレスリリース体を読んでも、リリース元をチェックしても、「審査会」のメ

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    machida77 2009/12/04
    これは元記事を見て気になっていた点。権威づけでしかないと思うが、凝っているぶん手口が悪質だと思う。自社で作った賞を自社に贈るようなもの。
  • 『脳科学の真実』読後感 - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【評する&脳研究 - issues】 脳科学の真実 — 脳研究者は何を考えているか(河出ブックス):坂井克之 - Amazon 先日のSFN番外編(1)でちろっと触れたんですが、ひょんなきっかけから買ってきて読むことになったのでした。内容は実際にお読みいただくとして、Amazonでも紹介されている目次その他は以下の通り。ちなみにこれまた訳あってやや斜め読み気味になってしまったので、ひょっとしたら間違えて理解している部分があるかもしれません。 【目次】 はじめに メジャー化した脳科学 第一章 脳科学ブームの立役者 第二章 未来技術としての読脳術 第三章 リアリティーのある研究成果 第四章 脳科学のレトリック 第五章 研究者のダークサイド 第六章 ちいさなマニフェスト あ

    machida77
    machida77 2009/11/01
    買って読む
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 真っ当な研究もメディアにかかれば「似非脳科学」の同類にされかねない

    【脳研究 - issues】 流されやすい人は、右脳の働きが弱いようだ [1] - 読売 Neural correlates of dual-task effect on belief-bias syllogistic reasoning: a near-infrared spectroscopy study (Tsujii T, Watanabe S, Brain Res. 2009 Sep 1;1287:118-25) [2] TAKESANさんのBBS [3]経由で知りました。慶應GCOE"CARLS"絡みは知人が少なくないんですが、こんなこともしてるんですねぇ。あえてNIRSを使ったのは「手軽に」48人もの参加者相手に測定するためだったんでしょうか。これまで当blogをご愛顧いただいている皆様のご想像通り、僕個人としては突っ込みたいポイントが山ほどあるんですが、ここでは題ではあり

    machida77
    machida77 2009/09/07
    科学研究の報道が歪められることはあるが、脳関係の研究も既存のトンデモ説の枠組にはめられる、という話。それにしてもこれはひどい。
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「似非脳科学者」が生み出されるプロセス

    【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 つい最近、とあるビッグ・ラボの秘書さん(業界では知る人ぞ知る事情通)から伺った話なんですが。 「『MR. BRAIN』も、『化粧する脳』 も、最初は名だたる有名ラボ(その秘書さんのラボ含む)や研究所に次々と企画が持ちかけられては『うちでそんなインチキまがいのことはできない』と断られ倒して、最後の最後にT先生のところやMのところにお鉢が回っていったらしい」 ・・・ああやっぱりそうだったのか、と話を聞いたところで僕は笑ってしまいました。:lase: まぁどうせそんなことだろうなとは思ってましたし、MR. BRAINに至っては企画の段階で取材を受けた知人が何人もいたので薄々わかってはいたんですが、事情通からストレートに情報をもらってみたらまさにその通りだったというのが何とも言えませんね。 真っ当な現場の神経科学の研究者なら、MR. BRAINや「化粧す

    machida77
    machida77 2009/08/29
    "T先生のところやMのところ" 伏字の意味がないよ!/コメント欄に典型的なリアクションが/↑そういうことなら安心ですね。
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » ヒトにミラーニューロンが存在するという証拠は見出せない:矛盾する2つのfMRIデータが明かしたもの

    【脳研究 - reviews】 Asymmetric fMRI adaptation reveals no evidence for mirror neurons in humans (Lingnau A, Gesierich B, Caramazza A, Proc Natl Acad Sci U S A. 2009 Jun 2) [1] 速報の際にもご紹介した通り、Mochi’s-Multitasking-Blogの6月17日付エントリ [2]で解説されていますので僕なんぞがぐだぐだ書くことは特にないかとも思ったんですが:lase:、単純に「ある」「ない」という議論に落とし込んだままにするのもfMRI屋としては芸がないかなとも考え直しましたのでreviewしてみることにしました。ちなみに、手っ取り早く理解したいという方はどう見ても上記のMochiさんのblogをお読みになった方が早いの

    machida77
    machida77 2009/07/06
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