「何を言われても大丈夫!」という人は、 たぶん、そんなに多くないと思います。 どんなに強いと思われている人でも 人のほんの些細な(と発した側は感じている)言葉に動揺し、 その言葉からずっと影響を受け続けていたり、 無意識に、その言葉によって行動を捻じ曲げてしまっていたりすることも たぶん、あるだろうと思うのです。 きっとだれもが、傷つけられた気持ちを抱え、 それを隠したまま生きているところがあるのではないか、と想像します。 ですが、そうした痛みからくる根深い影響を 「乗り越える」のでも「跳ね除ける」のでもない、 もっと別なやり方で、 自分のものにして吸収・分解し、 もう二度とその痛みに振り回されない形にまで 消化してしまえることもあるんじゃないかと思います。 もしそういうことが可能なのだとすれば、 今週、その「消化」が成功するかもしれません。