“口は災いのもと”とはよく言われるが、正解と間違いの基準があいまいだから悩まされるのが、ビジネスシーンにおける“もやもやマナー”。無意識にでる相づちや、自信のなさから多用する遠回しなフレーズなど、「敬語以前の言葉遣い」で、気づかぬ内にあなたの印象を下げていませんか? そこで、全国10の大学で、敬語・マナー・就職講師として年間200コマ以上の講義を展開する唐沢明先生に、使ってはいけないNGワードを教えて頂いた。 目上の方や社外の人に対して使うと、態度のデカいやつと思われるリスク大の「上から目線Word」は、「なるほどなるほど」「大丈夫です」「やります」など。「なるほど…」に関しては、本来は上の立場の人が使う言葉であり、繰り返して使うとバカにしているようにも聞こえる。「大丈夫です」は、完全に自分主体の発言なため、目上の人は“判断するのはお前じゃない”と不快に思われやすく、「やります」は“プラ