「説明変数」と分かりやすいコードを書くことの価値 過去に「読み手に詳細が伝わらない変数名を書くな」っていう記事を書いたことがあるけど、今回はその発展系というか、焼き直しというか。 過去記事:data とか info とか list とか item とかいう変数名止めろ 名著「リーダブルコード」に「説明変数」という言葉が出てくる。統計学の文脈で「説明変数と目的変数」といった用いられ方がするモノとは全く別の言葉。 今回はこの「説明変数」という言葉を用いて、読み手にとって分かりやすいコードというモノがどうしてそれほど重要視されるのか、というところを整理してみる。 目次 筆者の立ち位置と前提整理 プログラムは「書いている時間」より「実行される時間」「読まれる時間」の方が長い 読み手に伝わりにくいコードが生まれる根本原因 「読み手にどう思わせたいか」が表現できていれば良いコード 悪いコード例から「説