コンピュータを操作するプログラミング言語で日本生まれのものがある。Rubyだ。1995年に一般公開され、いまなお人気ランキングでトップクラスに位置する。開発者はまつもとゆきひろさん(55)だ。無駄を省き、ストレスがないように設計されたRubyはプログラミングという作業を楽しめることがポリシーに掲げられている。一方で、Rubyの開発は自分の宇宙をつくる感覚にも近いという。まつもとさんに世界の言語を構築する醍醐味を聞いた。(ジャーナリスト・森健、写真:塩田亮吾/Yahoo!ニュース 特集編集部)
RubyKaigi 2016が始まりました!スポンサーであるグッドパッチもエンジニア数名で京都に来ています。 早速、今朝発表されたRubyの父Matzによる基調講演のレポートをお送りいたします。 Ruby3の柱 東京オリンピックの年にリリースすることを目指して開発されているRuby3には大きく3つの柱があります。 型(Typing) パフォーマンス(Performance) 並列処理(Concurrency) 今回の基調講演は、この中のひとつ「型」についての話です。 プログラミング言語の変遷 まずはじめに、プログラミング言語の「型」という側面についての振り返りがありました。 プログラミング言語にも時代によって流行りがあり、それは振り子のように繰り返されています。 かつては動的言語のSmalltalkやLispがあり、次に静的言語のJavaが流行し、JavaScriptやRubyのような動的
『るびま』は、Ruby に関する技術記事はもちろんのこと、Rubyist へのインタビューやエッセイ、その他をお届けするウェブ雑誌です。 Rubyist Magazine について 『Rubyist Magazine』、略して『るびま』は、Rubyist の Rubyist による、Rubyist とそうでない人のためのウェブ雑誌です。 最新号 Rubyist Magazine 0063 号 バックナンバー Rubyist Magazine 0063 号 Rubyist Magazine 0062 号 Kaigi on Rails 特集号 RubyKaigi Takeout 2020 特集号 Rubyist Magazine 0061 号 Rubyist Magazine 0060 号 RubyKaigi 2019 直前特集号 Rubyist Magazine 0059 号 Rubyist
先週、みんなはRubyの開発者まつもとゆきひろ(matz)さんにさまざまな質問をした。そこからスコアの高かったものを約10個をチョイスし、メールで送り、回答してもらった。興味深いお話、ありがとうございます。そして、さすがまつもとさん、質問のリストに直接は含められなかったいくつかの質問や疑問、コメントへの返答もちゃんと含まれている。前置きはこれぐらいにしておかないと物が飛んできそうなので、さっそくどうぞ! 質問:2003/3/11 回答:2003/3/13 1)モットー by yukifj Perl のモットーは "There's more than one way to do it." だけど、まつもと氏は Ruby のモットーは何だと考えていますか? まつもとゆきひろ(以下matz): Larryが自身のインタビューで述べている通り、RubyはPerlからたくさんのものを引き継いでいて、
Subject: [ruby-list:18762] Re: constant? From: matz@ t b o p Y i r M s o ) Date: Fri, 19 Nov 1999 18:18:27 +0900 References: 18650 18657 18759 In-reply-to: 18759 まつもと ゆきひろです In message "[ruby-list:18759] Re: constant?" on 99/11/19, Shin-ichiro Hara <sinara / blade.nagaokaut.ac.jp> writes: ||その通りです。先週金曜日の秘密会談(?)により、将来のバージョ ||ン(2.0?)では別の名前で呼ばれることになります。名称はまだ決まっ ||てませんが、多分「共有変数(shared variable)」のような名前
ホーム 映画 デジタル・IT ゲーム エンタメ グルメ 動画 アキバ ネットで話題 まつもとゆきひろ氏とコードを競うコードゴルフ大会 今回訪問したSpeeeの社内勉強会が開催されたのは、同社のカフェスペース「SpeeeLounge」。とても素敵なカフェだ。 そこでは、エンジニアたちが真剣にコードを書いていた。 今回の勉強会で行われたのは、与えられたお題に対して、誰がもっとも短いソースコードで書くことができるかを競う「コードゴルフ」。 コードを書いているエンジニアの中に、まつもとゆきひろ氏を発見!! コードを見ながら参加者同士で議論したり、 まつもと氏が自分のコードを解説したりしていた。 「コードゴルフ」上位2名には、O’Reillyグッズがプレゼントされた。まつもと氏は2位をゲット! ちなみに、まつもと氏のコードはこちら。さすが短い! まつもと氏が語る、勉強会はアウトプットが重要 コードゴ
名前重要著者: Matz ネイテイブ・アメリカンの信仰に「すべての人物・事物には真の名前があり、その名前を知るものはそれを支配することができる」というものがあるのだそうです。ですから、彼らは自分の真の名前を秘密にして、家族など本当に信頼できる人にしか打ち明けないのだそうです。そして、対外的にはあだ名を用意してそちらを使うということです。そういえばアニメ化もされたU・K・ル=グウィンの「ゲド戦記」でも同じ設定が用いられていましたね。「ゲド」というのは主人公の真の名前なので物語中にほとんど登場せず、物語の中では彼は一貫して「ハイタカ」と呼ばれていました。 さて、プログラミングの世界において、この信仰はある程度真実ではないかと感じることがたびたびあります。つまり、事物の名前には、理屈では説明しきれない不思議なパワーがあるような気がするのです。 たとえば、私が開発しているRubyも、名前のパワーを
まとめ YAPC::Asia Tokyo 2015 #yapcasia 全セッション総まとめ 前夜祭から大盛り上がりの様子を完全まとめしていきます。実況ツイートはトラック毎のハッシュタグ付き推奨! #yapcasia / 全体 #yapcasiaA / トラックA (国際会議場) #yapcasiaB / トラックB (701-702) #yapcasiaC / トラックC (703) #yapcasiaD / トラックD (605-606) #yapcasiaE / トラックE (607-608) #yapcasiaDinner / 懇親会 (レセプションホール) 16514 pv 94 39 users 57
_ 新PC GitHubスポンサーの収入がありそうな気がしたので(注文時点では未取得)、デスクトップPCを購入することにした。 意外かもしれないが、初デスクトップ。今回はサイコムというところで注文した。自作という選択肢もあったが、自分の不器用さをよく承知しているので(最近では液漏れで止まった時計を修理しようと分解して、再起不能にした)、BTOに。スペックは、 Ryzen9 3900 (12 core) 64GB memory 1TB SSD (M.2) Radeon RX560 で、先週届いて、早速Linux (Mint XFCE)をインストールしたのだが、しばらく使っていると突然落ちる。どうもグラフィック関係らしく、sshでログインして使っていると落ちない。GPUのベンチマークプログラムglmark2を実行すると即死。 で、購入先に相談したら、グラフィックボードの不良の可能性がありますね
2015.06.03 スキル 社会人になったばかりの若いエンジニアの中には、一度この道に足を踏み入れたからには、自らの技術一本で身を立てていけたらという、強い思いを胸に秘めている人も少なくないのではないか。 そう考えて今回、Rubyの父として知られるまつもとゆきひろ氏に、あえて「これからの時代に技術だけで生き残るには?」という偏ったテーマで取材を依頼した。返ってきたメールの冒頭にあったのが、次の一文である。 「技術だけで生きるというのは幻想である」 まずはその真意を聞くところから、取材は始まった。 まつもとゆきひろさん(@yukihiro_matz) 1965年生まれ。筑波大学第三学群情報学類卒業。プログラミング言語Rubyの生みの親。株式会社ネットワーク応用通信研究所フェロー、一般財団法人Rubyアソシエーション理事長、Speeeをはじめとした複数社の技術顧問、Herokuチーフアーキテ
日常のあらゆる場面でコンピューターが使われるようになったこの社会で、今後、プログラミングスキルはどのような意義を持つのだろうか。世界中のプログラマに愛されるプログラミング言語「Ruby」の開発者であり、安倍内閣IT戦略本部の有識者本部員にも選ばれている、まつもとゆきひろ氏にお話しを伺った。 プログラミングという"自由さ" まつもと氏がプログラミングについて語るとき、その根底にいつも流れているのは"楽しさ"である。 「私たちは普通、なにかのソフトウェアを経由してコンピューターを使っています。でもその機能は、そのソフトが提供する範囲、そのソフトを作った人が許している範囲内に限られているんです」 たとえば文章作成ソフトを使うとき、メニューに載っている機能を選ぶ他に選択肢は無い。 「仕事で求められることができればそれで良し、という考えは当然あると思いますが、自分のできることを他人に決められるのは、
株式会社VASILY 取締役CTO 今村雅幸氏 1983年奈良県生まれ。2006年、同志社大学経済学部を卒業。大学時代は大学生向けポータルサイトの運営や情報システムの研究、ソーシャルネットワークシステムの研究などを行う。新卒でヤフー株式会社に入社し、ビューティー、ファッション、XBRANDなどのシステム開発やサービス立ち上げを担当。2009年5月に株式会社VASILY立ち上げと同時に取締役CTOに就任 ファッションアプリ『iQON(アイコン)』を手掛けるVASILYは、ここ1~2年で話題になることが増えたグロースハックに注力するスタートアップとして知られている。 『iQON』のグロースハック術をイベントなどで積極的に公開する一方、同社の展開するGROWTH HACK BLOGでは他社のグロースハック施策も豊富に紹介。情報発信の質と頻度の双方で注目を集めているのだ。 そのVASILYでCTO
3.14ブレッドP @3_14_p @yukihiro_matz はじめましてこんばんはー Ruby習いたて中2の3.14ブレッドPともうします。 夏休みに仕事インタビューをしなくてはいけないんですが、 折角なので、まつもとさんにお話を聞かせてもらおうと思うんですが、 インタビューよろしいでしょうか。 2014-08-04 00:16:26 Yukihiro Matz @yukihiro_matz @3_14_p 1、職業の名前をおしえてください。 プログラマ、言語デザイナ、講演者、執筆者などなどかなあ。まったく同じ仕事をしている人に会ったことはありません。参考にならないかも。 2014-08-04 12:50:33
先日Rubyビジネス推進評議会主催の第3回Rubyビジネスフォーラムが大阪で開催されました。 Ruby言語開発者、まつもとゆきひろさんが、『インターネットが変えるソフトウェアとビジネス。Rubyを例として』と題した基調講演を行いまいした。 その内容を紹介します。 計算機としてのコンピューター IBMの初代社長トーマス・ジョン・ワトソンの有名な言葉に、「コンピューターは全世界で5台くらいしか売れないと思う」と言ったとされています。 その数字は当時の計算技師の人数とENIACの計算性能から導かれた数でした。 ところが、今ではその数百万倍の処理能力をもつコンピューターが何億台もあります。 去年だけでPC出荷台数は3億台。スマートフォンとタブレットはそれを超える出荷がされています。 コンピューターは計算機としてのみ使われているわけではありません。 インターネットとの接続 今日、大阪まで松江から飛行
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