第48回衆議院選挙が10日、公示されました。12日間の選挙戦の初日に行われた各党の党首の「第一声」を「テキストマイニング」という手法で分析し、どんなことばで有権者の心をつかもうとしているのか調べてみました。(ネットワーク報道部記者 栗原岳史 宮脇麻樹) 公示日に届け出を済ませたあと、各党の党首が行う最初の訴え「第一声」は、選挙戦の口火を切る演説として注目されています。選挙戦の象徴だからこそ、候補者や党の顔である各党の幹部は、慎重に演説場所を選び、イメージに合った細かい演出を施し、語ることばも練り上げます。 私たちがこれまで取材してきた政治家の中にも、“第一声ではビールケースに立って演説する”と決めている人や神社で当選祈願をしたあと境内の前で演説するまでの一連の動きにこだわり、それを何十年も変えていない人もいました。