このコラムについて 現在の企業再生は、財務面だけでは不十分。再生ファンドや金融機関の中には「現場改革」の重要性に気づき、コンサルティング会社と手を組むなどして本格的な“内科手術”に取り組む者も出てきている。こうした本気の企業再生に取り組む人たちのインタビューや行動を、日経情報ストラテジーが10回にわたって紹介する。 記事一覧 記事一覧 2006年9月5日 第10回(最終回)「その業界のプロの仕事には感動すら覚える」 企業再生に投資するゴールドマン・サックス証券 今回登場するのは、米大手証券会社ゴールドマン・サックス東京支店戦略投資部の3人のヴァイス・プレジデント。トークツ・グループとアルプス・カワムラの再生案件で、リヴァンプと提携し企業再生を進める。 2006年9月4日 第9回 「ファンド会社の依頼で 企業再生を支援」 日本能率協会コンサルティング・富永峰郎事業部長に聞く 日本を代表する経
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「情報システム担当役員の仕事はどんなものか? うーん。これを持つことだなあ」 こう言って、大手銀行の常務は内ポケットから、携帯電話をつまみ出した。「CIO(最高情報責任者)というのは、要するに何をするのですか」と尋ねた時に返ってきた答えである。 聞けば、常時電源を入れた携帯電話を持ち歩くようになったのは、情報システム担当役員になってからという。情報システムに何か障害が起こった時に、システム担当者たちが、この役員にすぐ連絡を取れるようにしておくためだ。 常務は夜、寝る時にも電源を入れた携帯電話を枕元に置いている。夜間、情報システムに問題が発生すると、枕元で携帯電話が鳴り響く。常務の自宅から銀行の情報システムセンターまで、車を飛ばせば30分で着く
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く