気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン
最近、友達を区別しがちじゃないですか? いきなり変な質問で恐縮です。実は、ここで“区別”と言ったのは、友達との連絡手段についてです。私が幼い頃は、友達と連絡を取り合う方法と言えば、手紙か電話か、くらいしかありませんでした。もしかしたら、読者の中には、若い頃は電話だって普通じゃなかったという方もいるかもしれません。連絡手段を区別しようにも、しようがなかったわけです。 携帯電話やインターネットの普及でそれが大きく変わっています。調査によれば、友達ごとに連絡手段を変える人が増えているのです。博報堂生活総合研究所が実施している「生活定点」調査では、「友達でも間柄によって連絡方法を区別する方だ」という回答が1998年の12.1%から、今年は24.6%と倍増しています(図1)。 これは、簡単に言えば、A君にはケータイメールで、Bさんにはパソコンメールで、C君には電話で、DさんにはSNS(ソーシャル・ネ
創業した最初の数年間で、僕の一番の悩みの種は、資金でもなく、信用でもありませんでした。実は一番悩んだのは社員の退職でした。人数が少ない中小企業では、1人でも辞めると仕事が完全にストップしてしまう危険が常につきまといます。 創業間もない頃は、自信のない僕の周りに自信のない社員が集まっていたのです。社員が1人でも辞めるとその動揺が社内に伝わり、その余波を沈めるには多くの心労と時間がかかりました。社員の誰かに真剣な顔で「社長、ちょっと相談したいことがあります」と声をかけられると、「『辞めたい』と言わないで」と祈ったものでした。 はかない願いもむなしく、社員はよく辞めていきました。今となって考えてみれば仕方のないことだったと納得できるのですが、当時は本当に辛かったことでした。 警察官になった青年 ある年、非常に気に入ったタイプの営業社員が入社してくれました。就職先はマスコミと警察を志望していたその
「総合的な人間力がないと、一芸に秀でない」。僕がこのところ非常に気になっているテーマです。先日、京都大学でシンポジウムがあり、そこで「理論物理学者の湯川秀樹がそうだった」と気づいたのが、一つの発見でした。湯川秀樹は子供の頃から論語を読むといった教育を徹底して受けていました。 今回、お話を伺った陸上競技のコーチ・高野進さんは「ただ足が速いだけじゃダメだ。陸上は総合的な人間力の勝負だ」と、現役の選手を指導していると言います。 陸上競技や、湯川秀樹の理論物理学にしても、どちらかと言えば若い頃にその分野で突出した能力さえ持っていれば一流になれる。そのうえ、突出しないとトップにはなれないと思われている分野です。 しかし、こうした才能こそが大事だと思われている分野においてさえ、実は背後にある総合的な人間力がなければ、本当にオリジナルなことや、一流になることができないというのが、大事な視点だと感じました
中長期的に高成長が期待できる有力新興国としてBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)4カ国が日本をはじめとする先進諸国の注目を集めていますが、最近では、BRICs以外にも次世代の有力新興国として様々な国が台頭しつつあります。まさに世界経済は「フラット化」してきていると言えるでしょう。 そうした流れの中、先進諸国の間では、新たな企業の進出先、株式の投資先としてポストBRICsを模索する動きが広がってきました。 BRICsの名づけ親であるゴールドマン・サックスのチームは2005年12月にポストBRICsとして「ネクスト-11」を選定、バングラデシュ、エジプト、インドネシア、イラン、韓国、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナムの11カ国を取り上げました。しかし、ネクスト-11は玉石混淆となっており、各国の中長期的な成長力についてはよく見極めていく必要があるのではない
糸井 どうぞいいですよ、回してください。(ビデオカメラに向かって)こう向けばいいかな(とほおづえをつく) 変? かわいい? NBO それは変です(笑)。日経ビジネスもWebではテキストだけではなく、Podcast、動画配信をしています。正直、まだまだ試行錯誤でやっているんですけど、糸井さんはWeb上での動画配信の手応え、可能性についてどうお考えですか。 映像も疑われたら「おしまい」 糸井 何の問題もないです。とにかく、やっちゃったら、何の問題もない。それが1つ。あと、これ(動画)を(コンテンツの主軸として)頼れるほどお客さんがまだ見てくれないんですよ。 「ほぼ日」で動画を見にお客さんが来るかなぁと思って掲載をしても、「うーん、面倒くさいから見てません」とか、「早く文字にしてください」と言ってきます。だから、今は、コンテンツをかいつまんだ形で動画でやっています。 あと、悔しいのは、いくら動画
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今、会社にいらっしゃるなら、周囲をさりげなく見回してください。オレンジ色の、ちょっとガーリッシュな画面(こんなの)が見えませんか? 用心しましょう。彼は「ミク中」になっているのかもしれません。 今年の9月14日に東証マザーズ市場に株式上場を果たしたmixi(ミクシィ)。 初日は買い注文が殺到するあまり売買が成立せず、上場2日目にして公開価格を9割も上回る295万円の初値がつき、時価総額は2000億円を超え、その時点で東証マザーズの全銘柄中2位に躍り出て、大変な話題になりました。 mixi創業者、笠原氏はU35男子の中核世代 mixiは、1975年生まれで30歳の笠原健治氏が運営しています。 IT系のベンチャーは、第1世代がソフトバンクの孫正義
変化の激しいこの時代に、自らの人生を設計・管理するために欠かせない「自立力」を学ぶ連載企画。2回目は、キャリアを切り開く力と資産を形成する力を取り上げる。「日経ビジネスオンライン」で今回の内容に沿った自己診断テストを提供中。 変化の激しいこの時代にビジネスライフを切り開くためには、「自立」は重要なキーワード。雑誌「日経ビジネス アソシエ」と「日経ビジネス オンライン」では、あなたの「自立度」が分かる自己診断テスト(簡易版)を無料で公開します。 テストは3回に渡って実施。各回とも、web上で診断結果が確認できます。さらに、全3回のテストを通じて総合診断も観ることができます。なお、テストと診断結果の詳しい解説については、日経ビジネスアソシエ誌面(10月3日号、11月7日号、12月5日号)で掲載します。 自己診断テストの受け方 【手順1】受診番号を取得する 以下のサイトにアクセスして、受診用パ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン かつて、男性にとって、恋愛とセックスは「積極的」(ガンガンいく)か、「縁がない」(もてない)かの、大きく2つに分かれていました。 現在U35男子の中には、この2つのパターン以外に新しい人種が誕生しています。 それは恋愛やセックスに「縁がない」わけではないのに「積極的」ではない、「肉」欲に淡々とした「草食男子」です。 彼らのこうした淡々っぷりは、彼らと付き合う人、使う人に、自らの固定観念の根本的な転換を強います。上の世代には存在そのものが信じて貰えなかったりする難易度の高い男子、それが「草食男子」なのです。 据え膳を食わない「草食男子」。肉食系には理解しにくい かつての男女関係は、告白→デート→手をつなぐ→キスをする、といったプロセスを経なけれ
ここ数年、中高年を中心に自転車が売れているという。健康のために手軽に運動ができる方法としてサイクリングが注目されているからだ。身体に合ったフレームや、軽量で高性能のパーツにこだわり、100万円近くもする超高級自転車を何台も買うビジネスパーソンも多いというから驚く。 サイクリングというと休日のものと思いがちだが、最近はそうでもないようだ。 東京都内を中心に11店舗を運営するワイ・インターナショナル(埼玉県志木市)の赤坂溜池店「ワイズ・バイク・アカデミー」で店長を務める浦山忠之氏によると、「自転車通勤を目的に相談に来る方も多い」という。会社までの距離が「10キロ前後なら、無理なく自転車通勤を始められる」(浦山店長)というから、満員電車にもまれて疲れることもなく、健康にも良いだろうし、自転車通勤に踏み切る人が多いのも頷ける。 天気の良い日は自転車で、雨の日は電車でというのが、こういった“ペダルを
資源輸出の拡大や中産階級の消費増加によって高い経済成長を続ける南アフリカは、ポストBRICs(ブラジル、ロシア、インド 中国)の有力候補として注目されています。 最大リスクは治安の悪さ 南ア政府は、中長期的に、外資導入をテコとした高成長を目指していますが、外国企業を呼び込むにあたって、インフラ整備の遅れなど解決すべき課題も多く残っています。外国企業が南アに進出する際の最大のリスク要因は、治安情勢の悪さでしょう。 南アフリカの治安の悪さは世界的にも有名で、路上では、殺人、レイプ、強盗などの凶悪犯罪が頻繁に発生します。 もっとも、すべての凶悪犯罪が増えているわけではありません。南アフリカの犯罪統計によると、殺人の発生件数や誘拐、ハイジャックなどの発生件数は、警察による取り締まりの強化もあって94年度以降減少傾向で推移しています。 また、レイプの発生件数は1994年度以降、ほぼ横ばいで推移してい
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 情報検索エンジンで、インターネットの世界を席巻する無敵艦隊グーグル。時代の寵児は今、あまりにも有名になりすぎたことに怯えている。 Google(ググる)――。グーグルで情報を検索するこの俗語は、今やネットで情報を検索する一般動詞になりつつある。 自社のブランド認知度を上げたい経営者にはうらやましい限りと思うだろうが、当のグーグルは冷や汗をかくばかりだ。皆が「ググる」と使えば使うほど、「Google」の商標権を失う危機が増すからだ。 グーグルはこの夏、米有力紙ワシントン・ポストに、「ググる」という表現を使わないように注意文書を送りつけた。警告は、既にワシントン・ポスト以外にも出されている。なぜなら、グーグルはマスコミやネット上を監視するパトロー
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今日、8月31日は僕にとって特別な日になります。明日の9月1日から、僕はソフトブレーンの取締役会長から、マネージメント・アドバイザーになるからです。取締役は退任し、今後経営には一切タッチしません。現在保有する株は持ち続ける方針なので、ソフトブレーンと全く縁がなくなるワケではなりませんが、かつてのような経営の最前線に立つことはありません。 札幌のマンションの一室で創業したのは14年前。当時の僕は「不渡り」を「渡り鳥が来ない」と誤解していたように、日本語もそして経営の知識もヨチヨチ歩きのような状況でした。そんな僕が、よくもずうずうしく会社のトップを務めてきたものだと、我ながら感心してしまいます。 僕は、今でこそ講演会に呼ばれ、コンサルティングを頼
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く