東京・江戸川区で59歳の夫が57歳の妻を殴ったとして警視庁に逮捕され、妻はその後、搬送先の病院で死亡しました。 夫は「妻から稼ぎが少ないと言われ頭にきた」と供述していて、警視庁が詳しいいきさつを調べています。 逮捕されたのは、東京・江戸川区の会社員、牧野和男容疑者(59)です。 警視庁によりますと、5日夜11時すぎ、自宅マンションで妻の美紀さん(57)を殴って床に倒し大けがをさせたとして、傷害の疑いがもたれています。 妻はおよそ2時間後、搬送先の病院で死亡しました。 当時、2人は一緒に夕食を食べていて酒も飲んでいたということです。 調べに対し、牧野容疑者は容疑を認めた上で「妻から稼ぎが少ないと言われ頭にきた」などと供述しているということです。 会話の中では、妻が「新型コロナウイルスの影響で仕事の出勤が減って給料も減った」などとも話していたということで、警視庁は詳しいいきさつを調べています。