論文もないのに…え?論文もないのに成果として発表? いったい何が起こっているのだろう。 内閣府の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の研究チームが、実験方法に科学的な裏付けが足りない結果を成果として発表した。政府は研究リーダーに強い権限を与えるプロジェクトの運営方法を積極的に取り入れているが、その課題が浮き彫りになった。 出典:内閣府チーム、仮説段階の研究を表彰(日経産業新聞記事) なんかコンテストをやっているらしい。 コンテストの狙いは脳の健康に効果のありそうな食べ物や生活習慣などを見つけることだ。企業などからアイデアを募り、山川PMらが開発した脳活動の指標をもとに、アイデアを試した時の脳の変化を測る。脳の健康に効果のありそうなものを表彰するという内容だ。今回が2回目でコラーゲンペプチドの摂取、ラベンダーのアロマハンドマッサージが表彰された。 (中略) そもそもこのコンテストには
マンキューがブログでユナイテッド航空の搭乗拒否騒ぎを取り上げて以下のように書いている。 The story about United dragging a passenger off an overbooked plane highlights how crazy the current system is. I would not go so far as to say that airlines should never overbook, but it seems that when they overbook, they should fully bear the consequences. They should be required to keep raising the offered compensation until they get volunteers to gi
アメリカのユナイテッド航空で、搭乗済みの旅客を引きずり出して降ろす、という事件が起こりました。乗員4人を運ぶために席が足りなくなったという「オーバーブッキング」です。こうしたオーバーブッキングの発生率を調べてみました。 日本では「フレックストラベラー」 オーバーブッキングは、日本語に直訳すると「過剰予約」。一定のキャンセルを見込んで予約を多めに取ることで、世界中の多くの航空会社で導入しています。 日本国内線では、オーバーブッキングは「フレックストラベラー制度」という、美しい名称に言い換えられています。国土交通省からそのデータが公表されていて、最新の数字である2016年度第二四半期をみると、3ヶ月間でJAL680件、ANA1,912件の「不足座席」が発生しています。不足座席数は、オーバーブッキングで足りなくなった座席数を意味します。 不足座席に対し、航空会社が協力金を提示して降りてもらう「自
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 日経産業新聞が12日、「内閣府チーム、仮説段階の研究を表彰」という記事を出した。内閣府の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の研究チームが、脳の健康に効果のありそうな食べ物や生活習慣などを見つけるためのコンテストを開催しており、仮説でしかない研究を表彰している、と問題提起している。 私もまったく同感で、海のものとも山のものともわからぬようなレベルの研究を持ち上げてはならない、と思う。内閣府のプログラムとしての是非を考える以前に、これは科学の倫理の話だ。記事中のプログラム・マネージャーのコメントに驚き、日本の科学はここま
「AROFLY(アロフライ)」は航空技術が基本となって、F-117ジェット戦闘機のピトー管をベースに開発された超小型のパワーメーター。ピトー管は航空機で対気速度を測定するのに使われている。 ペダルを踏み込む時に起こるタイヤ圧力の微小な変化を測定し、高度な計算を行ってパワー出力値をはじき出す。メーカーによると誤差は10%以下。スマートフォンのアプリを使用すれば、パワー出力、速度、走行距離、ケイデンス、高度変化が表示され、460時間までの走行データを記録することができる。 センサーは防水、防錆加工されており、後輪のバルブにねじ込むだけ。バルブは米式対応で、アダプターを使用すると仏式バルブにも対応。 現在はiPhoneのみ対応しているが、Andoroidは機種によって対応するものもある。アプリが更新されて、使用機種も更新されるので、Andoroidについては確認が必要だ。 2017年6月には専用
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