2020年3月31日のブックマーク (6件)

  • あの除草剤ラウンドアップに新たな懸念......水中の多様性は知らないうちに喪失

    <「ラウンドアップ」の影響でプランクトンの生物多様性が消失> 除草剤ラウンドアップの新たな悪影響が判明した。3月初め、オンライン学術誌ネイチャー・エコロジー&エボリューションに発表された研究によれば、淡水池中の植物プランクトン群集の生物多様性の約40%が、ラウンドアップによって失われたという。 気候変動を受けて環境条件が極端さを増すなか、物網を支える植物プランクトンがより脆弱な存在になることを意味しかねない──研究チームはそう懸念している。 グリホサートが主成分のラウンドアップは世界で最も使われている除草剤で、1970年代半ば以降の総使用量は約86億キログラム。遺伝子操作で耐性を持たせた作物ラウンドアップレディーも開発された。 だがグリホサートは、多数の予期しない影響を環境に与える。ミツバチの世界的な減少はこの除草剤の使用と関係があり、ミミズにも悪影響をもたらすとみられている。 農家が畑

    あの除草剤ラウンドアップに新たな懸念......水中の多様性は知らないうちに喪失
    maeda_a
    maeda_a 2020/03/31
    “全ての池を超高濃度のグリホサートにさらしたところ”…???
  • 「コロナ後の世界」は来るか?

    この数週間、世界中の人々の関心は、新たな感染症の拡大と、それに伴う種々の社会的影響に集中している。情報の同期性が強まり、同じ話題をリアルタイムに共有することが可能になった現代では、このような危機的状況での不安や懸念も即座に拡散される。先が見通せない中で、指導者の思い切った決断が必要だとか、もたもたせずに迅速に行動すべきだといった主張も見聞きされるようになった。 そうした中、ユヴァル・ノア・ハラリが日経済新聞に興味深い論考を寄稿している。その内容は、政治的な決断とリーダーシップを求める声が、国家権力による監視の強化と孤立主義を深めることを憂慮し、市民の知識をアップデートすることや国際的な連帯を強くすることを求めるものだ。つまり「コロナ後の世界」が、独裁的で権威的なものになるか、リベラルでオープンなものになるか、という選択に直面しているというのである。 https://www.nikkei.

    「コロナ後の世界」は来るか?
    maeda_a
    maeda_a 2020/03/31
    “「監視の強化された社会」とは、思想統制を伴う全体主義国家といった単純なモデルで理解できるものではない…その「監視」を行うためのデータを提供するのは、むしろ「民間」であり、「監視される本人」で”
  • 自宅隔離は感染広げる、武漢の轍を踏まぬよう-中国がイタリアに警告

    イタリアは新型コロナウイルス感染(COVID19)の症状が軽い患者に、自宅での隔離生活を指示するのではなく、集団隔離施設に移すべきだと、欧州各国を歴訪した中国の専門家チームが助言した。 四川大学華西医院呼吸科の梁宗安主任は、武漢の医師たちも感染拡大の初期に同じ誤りを犯したと指摘。当時は武漢の医療施設にかかっていた過剰な負担を軽減する目的もあり、症状が重い患者は病院に入院させる一方、症状が軽い患者には自宅での隔離生活を指示していたという。 研究者らによると、自宅隔離では家族への感染防止を徹底しないばかりか、自由に外出を続けて外で第三者にうつすことも多い。イタリア紙コリエレ・デラ・セラが30日報じたところによると、同国当局が28日に外出禁止の取り締まりを強化したところ、違反者のうち約50人が自宅隔離を指示された感染者だった。

    自宅隔離は感染広げる、武漢の轍を踏まぬよう-中国がイタリアに警告
    maeda_a
    maeda_a 2020/03/31
    えっ…「研究者らによると、自宅隔離では家族への感染防止を徹底しないばかりか、自由に外出を続けて外で第三者にうつすことも多い」「集団感染の80%が自宅隔離を指示された患者を感染源とするものだった」
  • 「同時に引き締めと励ましのメッセージを」 リスク・コミュニケーションの専門家が評価する日本の新型コロナ対応

    感染症のリスコミはどうあるべきか、新型コロナウイルスではうまくいっているのか。 リスク・コミュニケーションや公衆衛生が専門の東京理科大学薬学部教授、堀口逸子さんにお話を伺った。 ※インタビューは3月24日夜に行い、その時点での情報に基づいている。 社会全体のリスクを下げるのがリスク・コミュニケーションーーまず「リスク・コミュニケーション」とはそもそもどういうものなのか教えていただけますか? 基的にはコミュニケーションなんです。何についてみんなで意見を交換するのかといえば、リスクについてです。だから、あまり喋りたくないこと、触りたくないことについて、みんなで話し合って対策を考えたりします。 ーーあまり話し合いたくもないのだけれど、放っておくと大変なことになるからですね。 そうです。社会としてリスクを下げるために行うのです。 また、社会には色々な立場の人がいるので、ある人だけがリスクが下がっ

    「同時に引き締めと励ましのメッセージを」 リスク・コミュニケーションの専門家が評価する日本の新型コロナ対応
    maeda_a
    maeda_a 2020/03/31
    「間違った解釈やデマを潰すには、それ以上の分量で正確な情報を流すことが必要です…正確な情報がたまにしか出てこないと、間違った情報と正確な情報が均衡しているように見える」
  • 緊急公開:人類と感染症、闘いと共存の歴史(全文)

    <何度も繰り返されてきたパンデミックとの闘い。新型コロナウイルスとの付き合い方は、歴史を学べば見えてくる──。感染症対策の第一人者、國井修氏による2020年3月17日号掲載の特集記事全文を、アップデートして緊急公開します> 歴史は繰り返す。 過去のSARS(重症急性呼吸器症候群)や新型インフルエンザ、エボラ熱の流行時と似たようなデジャブを感じる人も少なくないのではないだろうか。メディアはい付き恐怖をあおり、SNSではフェイクや非難・中傷が行き交い、店からはマスクやトイレットペーパーがなくなり、便乗商法や悪質商法が横行する。 どうやら、これは現代のみならず、今から400年近く前にも同様の世相が見られたようだ。1630年にペストに見舞われたイタリア・ミラノを描いたアレッサンドロ・マンゾーニ著『婚約者(いいなづけ)』(1827年)には、外国人排斥、権威の衝突、専門家への軽蔑、暴走する世論、生活

    緊急公開:人類と感染症、闘いと共存の歴史(全文)
  • 商品券より日銀券――簡素で効率的な給付について考える/中里透 - SYNODOS

    4月上旬にも決定が予定されている緊急経済対策のとりまとめに向けて、活発な議論が展開されている。中には和牛商品券(お肉券)や国産魚介券(お魚券)の発行を求めるユニークな提案もあって、これには批判の声も寄せられているようだ。 感染のさらなる拡大と景気の急速な悪化が懸念される中で、はたしてこのような議論をしていてよいのかということはもちろんあるが、とはいえ和牛券や魚介券のことを一笑に付すことはできない。新型コロナウイルス感染症(以下、「新型コロナ」という)の感染拡大をうけて不要不急の外出や宴会などの自粛が求められるようになったことから、飲店の来店客が大幅に減少し、高級な材に対する需要も大幅に減少しているからだ(3月9日に公表された2月分の景気ウォッチャー調査によれば、飲店の業況判断DI(方向性)は39.8から16.0に急落している)。 有識者の中には現金給付などの「バラマキ」ではなく、真に

    商品券より日銀券――簡素で効率的な給付について考える/中里透 - SYNODOS
    maeda_a
    maeda_a 2020/03/31
    “日本の政府小切手も、公共工事の代金の支払いなどですでに日常的に利用されているものであり、この方法によって給付を行うことは別に異例の取り扱いというわけではない”